yomu

赤緑黒白

赤緑黒白 (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/09/06メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (74件) を見る Vシリーズ10作目(完結)。面白かったです。 でもオチをふまえて全体を見ると森博嗣的な世界観とは離れて…

朽ちる散る落ちる

朽ちる散る落ちる (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/05/08メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (59件) を見る Vシリーズ9作目。7作目「六人の超音波科学者」からつながる話。 大掛かりなトリックという意味…

捩れ屋敷の利鈍

森博嗣作品。Vシリーズの探偵業・保呂草純平とS&Mシリーズの大学院生・西之園萌絵が「メビウスの輪で起きた密室事件」に挑む。 まぁ、強引なコラボ感はありました。語り手が保呂草だけだと作品全体のミステリ感を維持できないので強力な語り手として萌絵…

六人の超音波学者

あまりノれなかった。替え玉殺人の頻度が多いのでちょっと食べ飽きてきた。 すべてがFになるの鮮やかさと比較するとあっさりしすぎ。

魔剣天翔

森博嗣「魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)」を読みました。シリーズ5作目。 面白かったです。ミステリ展開とスリルが同居していてノーマルな構図から逸脱しようとしている。トリックも悪くないし動機もキマってる。ダイイングメッセージは逆に新…

恋恋蓮歩の演習

森博嗣「恋恋蓮歩の演習」を読みました。まだ読んでいない前作(シリーズ5冊目)からの流れが少し残っているみたいでフリを理解できない部分はありましたが、それはともかくあまり燃えませんでした。 オーラスのオチについては序盤で半分予想していた展開だっ…

夢、出会い、魔性

森博嗣「夢、出会い、魔性」を読みました。物足りない。オチのキレがねー

月は幽咽のデバイス

森博嗣月は幽咽のデバイス (講談社ノベルス)を読みました。Vシリーズ3冊目。朝と昼と昼と夜で一気に読めてしまった。 ま、面白いです。うん。 展開もキャラもオチも。動機も良かった。 クライマックスのキャラクターを見て(見てないけど)「我々えいがびとも…

黒猫の三角

森博嗣作品をまた読み始めています。すべてがFになる (講談社ノベルス)を起点としたS&M(犀川&萌絵)シリーズを読み終えてほぼ1年経っちゃいましたが、V(Venico)シリーズだのG(Greek)シリーズだのなんだか楽しそうな作品がずらり待ち構えているのでやっ…

女王の百年密室

女王の百年密室を読みました。 1冊程度の長編小説じゃ気持ちを満たす事は出来ないのかな。こじんまりしてる気がします。 舞台が2112年なのでSFといえばSF。斬新な描写もあるといえばある。でもなんかなー。

そして二人だけになった

森博嗣「そして二人だけになった」を読みました。 双子というギミックはもはや「ハナっから露呈」していないと組み込み得ないものなんでしょうね。

バイアウト

真山仁「バイアウト」を読みました。TVドラマ「ハゲタカ」の原作。あらすじを読むと「アランが不審死を…」とあるのでドラマ版はかなりアレンジされていた事がわかります。 上巻でカネボウっぽい企業の買収を図るも国政の強引な介入によってプロジェクトを破…

喧嘩商売

喧嘩商売(1) (ヤンマガKCスペシャル)作者: 木多康昭出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/10/06メディア: コミック購入: 3人 クリック: 172回この商品を含むブログ (83件) を見る 帰省している間、従兄弟の家にあった喧嘩商売のvol.1〜15を読みました。17巻…

The Book

乙一「The Book」を読みました。ジョジョの奇妙な冒険第四部の書き下ろしノベライズ。チルさんと同い年小説家乙一先生が5年の歳月を費やして書き上げた作品。 小説界のトップランナーである理由を見せ付けるような巧みなミステリ的構成。事実を明らかにして…

今はもうない

森博嗣「今はもうない」を読了。S&Mシリーズ8巻目。レンタルしたのに読むのを忘れていました。 「ベタな叙述トリック」と言って差し支えないと思います。萌絵ちゃんご乱心!? と簡単に騙されてしまいましたが。 事件そのものはソフトでコンパクト。腹七…

有限と微小のパン

森博嗣「有限と微小のパン」を読了。S&Mシリーズ最終巻のようです。シリーズ第1巻の犯人である天才プログラマ・真賀田四季が再登場。 犀川vs四季の天才対決を勝手に妄想してしまいましたが、中盤までは焦らされます。 この作品はミステリィとしての面白…

数奇にして模型

森博嗣「数奇にして模型」を読了。ふむふむ。 構図をシンプルなミステリィに近づけた? 原点回帰? 序盤はそんな印象。 中盤以降は普通にハラハラ。波のある展開に触れ「夏のレプリカ」を越える緊張感を覚える。 しかし萌絵の危険な単独行動連発にはちょっと…

夏のレプリカ

森博嗣「夏のレプリカ」を読了。イリュージョニスト事件が世間を賑わせていた頃、同時期に起きていた政治家一家誘拐事件。 犀川&萌絵が2種類の事件にほぼ同時に関わり、同時進行に近い形で解決していく。 シリーズで一番好きかもです。主人公コンビの存在感…

幻惑の死と使途

森博嗣「幻惑の死と使途」を読了。イリュージョニストの派手な死にまつわる謎。 動機が…良いですね。 イリュージョニストが関わる殺人事件といえば逆転裁判を思い出します。あちらもなかなか良かったですよね。 トリックは反則チックだけど背景で押し切った…

封印再度

森博嗣「封印再度」を読了。これも面白いぞ? どうなってる? 森博嗣ならではと思われる科学的トリックが鮮やかですね。その回答に伴って導かれた結論は哀しい。 事件との距離感がかなり遠いままで語られていく展開にも面白みを感じます。 事件との関わりが…

笑わない数学者

森博嗣「笑わない数学者」を読了。面白いですねぇ。 タイトルにもなっている数学者の存在感が際立っていて良いです。膨大なセリフに重厚さと軽妙なノド越しが同居。 殺人のトリックと幻覚トリック、2本の問いが提示される。無関係のような両者が最後に結び付…

冷たい密室と博士たち

日光浴しながら森博嗣「冷たい密室と博士たち」を読みました。S&Mシリーズ第2弾。らしいです。 殺人の状況が「冷たい密室」という異常性を持っていただけになかなか牽引力のある作品でした。 冷静に考えると変装しやすい状況として用意された密室という見方…

詩的私的ジャック

森博嗣「詩的私的ジャック」を読みました。「すべてがFになる」の主人公的存在である「教授&生徒コンビ」が登場する続編。その2人が登場する作品をS&M(犀川&萌絵)シリーズと呼ぶらしく、それらは10冊もリリースされているようです。 俄然読みたくなった…

すべてがFになる

スカイ・クロラつながりで森博嗣「すべてがFになる」を読んでみました。氏のデビュー作。 まぁなんというか異次元ですね。コンピュータのプログラミングを用いたスケールの大きいトリック、そこに肉付けされたドラマ性。これが1996年作品ですか。 画期的な…

クレイドゥ・ザ・スカイ

森博嗣スカイ・クロラシリーズ5冊を読みました。あと1冊短編集があるけど。 シリーズラストのクレイドゥ・ザ・スカイは…やられました。一種の叙述トリックかな。1巻で結末を見せられて、それがどれほど悲しいものだったのかをじわじわと実感させられていく。…

ダウン・ツ・ヘヴン

森博嗣「ダウン・ツ・ヘヴン」を読んだ。ストーリー展開としてはシリーズ3作目の中で1番面白かったです。 第一作スカイ・クロラへ至る経緯を描いているので結果は大方見えているのだけどそれでも高揚感が得られます。 クローン人間を匂わす描写があるだけに…

スカイ・クロラ

森博嗣のスカイ・クロラシリーズを読み始めました。スカイ・クロラ、ナ・バ・テアを読みました。 スカイ・クロラは映画との比較をしながら読み進めていきましたが、ナ・バ・テアは適度な新鮮さで気持ち良く読めました。 ナ・バ・テアを読んでいて思ったのは…

新米女神5

ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(5) (富士見ドラゴン・ブック)作者: グループSNE,秋田みやび,中島鯛出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2009/05/20メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 22回この商品を含むブログ (35件) を見る を読みました…

新米女神の勇者たち

ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(1) (富士見ドラゴン・ブック)作者: グループSNE,秋田みやび,中島鯛出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2008/04/19メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 31回この商品を含むブログ (70件) を見る 近所の書店に…

ソード・ワールド2.0ルールブック

テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.0」のルールブックを購入。第2巻が昨日発売されたので1巻と一緒に購入しました。 いま読んでまーす。 しかし中学生の頃に購入したソード・ワールド1.0(?)のルールブックはこの上なくボロボロになってたっけなぁ…