ノアのカード発表への感想

3月5日のプロレスリング・ノア日本武道館大会の主要カード5試合分が発表された。ビックリワクワクさせられっぱなしなシングルマッチ5連戦である。

メインはアングル・ブック要素を強く感じさせる流れ重視のマッチメイク。みのるの曲者っぷりがプロレス界の頂点にあるベルトに向けてどう発揮されるか興味深い。

それ以外の4試合は非常にスリリングな世代闘争アングルに満ちた刺激的カード。ジュニアヘビー級の枠を超えると言ってはばからず、確実にその理想形を具現化してきたKENTAと丸藤はそれぞれ、豪腕大魔王小橋、前GHC王者田上と相対する。

一方、若手ヘビーの急先鋒として実績を積んできた元ワイルド2。[ヘビーはだらしない]発言を受けて最もいきり立っている森嶋はノアのシンボル三沢に挑み、絶対王者小橋を越えたもののファンの支持を得られなかった力皇は、スーパージュニアなテクニシャン小川に挑む。

どのカードも、結果以上に内容が楽しみなものばかり。貴重なシングルのカードを寝かし続けるノアの姿勢が良い形で結実したといって良い。勝敗予想にさほど意味はない・・・のだけど誰もが想像を膨らませてしまう。東京在住の身としては、どうにかして観に行かないとバチが当たりそうです。誰か一緒に行こうぜ〜