2002-01-01から1年間の記事一覧

SOG制作日誌(30)

ラストシーン撮影。予期せぬトラブルが続いて思いのほか日数を要したわけで、今日こそ撮影を終わらせないといけないのだが…カメラマン畑井に急な仕事が入って来られず、幸先はバッドである。しかしこの頃の俺はズイブン度胸も据わっていて「そりゃしょうがな…

SOG制作日誌(29)

ラスト以外のシーンを撮り終えなきゃいけない日。キャストの髪もかなり伸びてきているわけで、タイムリミットは近い。 ATM前を補完した後、走る画の補完を目指す。思い返せば、かなりの距離を走ってもらった一日でした。「やけにあっさりOKが出てるけど…

SOG制作日誌(28)

午前中にABCDで撮れるシーンを撮り、夕方からラストシーンを(今度こそ)撮り終える予定だったのだが。 まともに集合できない。深夜になって集合時間を変更したから。俺のせい。集合してもなかなか撮影できない。バッテリーの充電を忘れたから。俺のせい…

SOG制作日誌(27)

ラストシーンの撮影。この日で終わらせようと目論む俺。ここ数日余裕があったので、シーン全体の7割についてはカット割りもきっちり出来ている。当たり前の事なんだけど。余裕があったとはいえ、日記によれば睡眠時間は2〜3時間だったらしい。でも乗り切…

SOG制作日誌(26)

新宿へ偵察に。地下駐車場の警備状況を確認するためである。まるで犯罪の下調べだ。「まぁ、大丈夫だろ。イケるイケる」という結論(?)に達し、偵察終了。 新宿ついでに「麺屋武蔵」へ行って、軽くガッカリ。SABUの「DRIVE」を見て激しくガッカリ。という…

SOG制作日誌(25)

寝起き直後にラストシーンのアイデアが浮かぶ。でも導入すると複雑になりすぎる恐れがある。どうするか迷う。 (結局どういうアイディアだったのか忘れました)

SOG制作日誌(24)

前日に、何度か受け身をとったためか腕が痛い。 血のりが付着したTシャツ、洗ったけど赤い跡が消えなかった。ちょっと凹む。

SOG制作日誌(23)

母校でCDの回想シーン撮影。トイレが舞台。自由に撮影できるトイレとなると母校しか浮かばない俺(と畑井)です。普通は撮影許可が必要なのですが、あっさり侵入&アポなし撮影。つまりそれがSOG魂。 CDの他に、無様なやられ役が2名登場するシーンな…

SOG制作日誌(22)

この日もひたすらキャプチャー。OKテイクのみを探してキャプるのは疲れる。スクリプター(記録係)がいたら相当楽なんだろうな。

SOG制作日誌(21)

本サイトの日記を読むと、この日からぼちぼち編集もスタートしたみたいです。カメラの調子が悪く、テープが中でからまってしまう。慎重に救出作業を行う。結局、からまったテープを丁寧に直すのとキャプチャーで一日が終わる。スタートしてないじゃん。

SOG制作日誌(20)

サイト上の日記には「今日も今日とて即興演出(でした)」と書いてある。どのシーンを撮ったかといえばATM前の小競り合いが始まったところ。ここのシーンは何日かにまたがって撮影したため、どこからどこまで撮ったのかは正確に覚えてないけど。鳥井氏か…

SOG制作日誌(19)

CDのお二人と吉田の三人で撮影。2日前とは比較にならないほど気持ちに余裕があり、撮影者として現場を楽しむことができた。A役B役のお二人、ある意味ごめんなさい。 ATM前におけるCDのやりとりシーンを撮る。これまた現場に来る途中に書いた台本な…

SOG制作日誌(18)

麹町にある母校・東京ビジュアルアーツでABの回想シーンを撮影。この日は畑井がいないので俺がカメラを回すことに。回想2シーンのうち1つは2日前に台本を渡してあった。感情をあらわにするシーンなので、渡した途端にいきなりやってくれといっても難し…

SOG制作日誌(17)

日曜日だ。追加キャストも含めて全員が集合できるのはどうしても週末になるわけで、自分の中では「勝負の日」と位置付ける。 役者が集合してからラストシーンのロケーションを探すという暴挙。集合がピシッと決まらない事にも助けられ(ダメじゃん)当初予定…

SOG制作日誌(16)

オニごっこが開始する直前のシーンであるATM内外のやりとりを少し撮影した後、走る画をひたすら集めるが、その後に撮るつもりだったCの回想シーンがまとまっていなかったので、自転車撮影のドライバーを田谷氏に任せることに。今思うと鬼の所業である。…

SOG制作日誌(15)

キャストの追加の必要性をひしひしと感じたので、朝から各方面にオファー。無理なスケジュールにも関わらず、断られる事もなく、ホッとする。垂柳敦志氏、北村智己氏、赤星満氏、難波幸太氏の出演が決定。わざわざスケジュールを割く意味のあるいい作品にし…

SOG制作日誌(14)

撮影二日目。キャストはAとBの二人なんだが、助監督として鳥井真央氏が参加。これまた初対面である。浮かないようにフォローしなきゃな〜とか思っていたんだけど、なかなかタフなお嬢さんではっとりさんといつのまにかタメ口モードに入っていて、要らぬ心…

SOG制作日誌(13)

いよいよクランクイン。不安だらけで3時間しか寝ていない。元々テキトーなプロットである事が不安の最大の要因なわけですが。ワークショップ以来の再会となる役者さん達にちょっぴり緊張したり。 なにしろ平日なので全員が1日中撮影できるわけではない。サ…

SOG制作日誌(12)

夕方に麹町へ出向き、山本氏にDVカメラを借りる。自分のカメラもあるものの性能が低いため、借りる。結局撮影が予定より大幅に長引いたため、自分のカメラをフル活用する事になったんですけどね。(アホ) その後、クランクインを明日に控えた段階でのロケハ…

SOG制作日誌(11)

当初のイメージとは多少ズレていたが、D役候補の方にオファー。これまた快諾してもらう。山中智水氏の出演決定。一応メインキャラは揃ったので少しだけ安堵。

SOG制作日誌(10)

イメージの中では、面接直後からほとんど確定していたC役候補の方にオファー。OKをもらう。赤松芳幸氏の出演決定。

SOG制作日誌(9)

ワークショップ以後、出演者選びで悩むよりも内容を詰める方で悩み続けていた中、役者をやっている知り合いに再会。4月以来。単に世間話をするために会ったわけではなく、もちろん出演交渉のためだ。4月に彼が出演した舞台を見て以来、別の企画の主役を任…

SOG制作日誌(8)

ワークショップ二日目=最終日。俺にとっても参加者にとってもある意味本番といったところか。 基本的に参加者は、シナリオ雑誌から抜粋した1シーン(取り調べ室)を二人一組で演じる。それを見た窪田・山本両氏がアドバイス的に演出する。アドリブとかも全…

SOG制作日誌(7)

役者さんのオーディションを兼ねたワークショップ初日。別に行かなくてもよかったわけですが。PIPPINの窪田氏・山本氏による面接を傍から傍観する。色々な経歴、方向性のタレントが集まっていて楽しくなる。その数、約30人! 「企画についての質問があった…

SOG制作日誌(6)

作曲家・白木一平氏から参加OKとのメールを受信。やる気を出してくれて嬉しい限り。彼はカナダに在住だったりする。

SOG制作日誌(5)

前作「あうとろーず」にてオープニングテーマを提供してくれた白木一平氏に、今回の企画への参加を要請。当初は一曲か二曲書き下ろしてくれれば満足です、とか言っていたわけだが…

SOG制作日誌(4)

ワークショップへの参加を表明。山本氏にその意思を伝える。

SOG制作日誌(3)

畑井と再び企画会議。ワークショップを念頭に置いているため諸条件も限定されるわけだが、会議の中盤煮つまる。前回会議の「鬼ごっこを真剣に撮ったら面白いはず」というアイデアを膨らませて「刑事ものにする?」とか、そのような事を言い出した辺りから妄…

SOG制作日誌(2)

昨年から親交を築きつつある山本清史氏が「p4m・映画革命プロジェクト」というメーリングリストにて、俳優発掘を主眼としたワークショップを実施するとの告知。参加者のために短編映画を作ってくれる作家を募集しているとの事。興味を持ち、この日から1ヶ月…

SOG制作日誌(1)

夏に向けて、今年こそ一本撮りたいよな!ってことで、地元のファミレス「Big Boy」で相方(だと勝手に思っている)畑井と企画会議。お互いが撮りたいと思っているアイディアを確認し合う。 企画の具体化にはいまいち至らなかったものの、方向性はまとまりつ…