小岩店

 起床時間と禁断症状がリンクしたので昼にラーメン二郎へ行くことにした。神保町店をイメージしながらシタクしていたのですが、自作二郎マップを眺めていたら[小岩店って思ったより遠くなくね?]と思ったので思い切って行ってみることに。去年の11月にオープンした小岩店ですが、安定感やクオリティなどの評判はかなり高く、支持率も高いモヨウです。
 1時間ほどかけて小岩駅に到着。知り合いの某映画監督さんが住んでいた町なので少々懐かしさがこみあげます。数年前の忘年会で利用したインド料理屋さんの前を通りつつ、徒歩5分程度で小岩店前の行列が見えました。
 11時25分に到着。店外の待ち人数は6人。店内の待ちが2人で固定ということで合計8人ですな。神保町はこの3倍が当たり前なので地理的要素による格差は大きいみたい。11時40分ごろに着席。ロットに滑り込めず、自分の両隣の客がウヒョヒョな一杯と格闘する様に焦らされました。
 麺の茹で時間、ヤサイの茹で時間、スープ鍋に浮かぶ物体の正体、作業全体の流れ、店員さんのルックスなどをチェックしながら待ちます。11時43分から自分のロットの麺を茹で始め、結局のところ9〜10分くらい茹でていました。マルジが3分だったのに比べ、小岩店の麺茹で時間はうどんに匹敵しますね。
 注文したのは小豚(¥650)。神保町より¥50安くて嬉しいですね。トッピングはヤサイニンニクカラメにしました。画像無くてすみませんね。なんだかんだで待ち時間30分程度でブツにありつけたのは嬉しい。
 まず琥珀色の醤油がしたたるヤサイにがっつきます。やっぱり美味い。入り口方面に座ったため仕上げ作業時の手元をチェックできず、醤油をどれくらいかけているのかはわかりませんが、ヤサイに適度にからむ程度の量に抑えてあったのでしょうか、スープに悪い影響は無かったような気がしました。
 豚はかなりホロホロ。食感よりも味付けの深さを重視しているような豚です。このスタンスは個人的に歓迎したいです。ヤサイとからめても美味。中盤〜後半に至っても豚がしっかりアクセントになりうるので文句なし。量もこれくらいあればいいや。
 麺。ほんのりもっちり感を感じさせる二郎的中華麺。池袋東口店の麺がいかに変化球なのかをようやく実感しました。最後まで伸びず、食感を保ってくれました。
 スープ。美しく輝く醤油色に背脂どっさり。これくらい暴力的に背脂を乗せないと二郎スープは成立しないのかな、と密かに記憶。スープをすすると最初に飛び込んでくるのはグルタミン酸ナトリウムの持つコンブ的な旨味…なんだと思います。
 もしかするとカラメコールによってそういう性格の味わいに変化したのかなぁ。遠い記憶によれば目黒店もこういう方向性を持ったスープだったように思います。節々に確信を持てない私はまだまだ二郎を見極められない未熟者です。
 終盤にきつくなることもなくスムーズに完食。あ、スープは100mlくらい残しました。同ロットのカップルが生意気にも麺固めコールをしていて、彼らよりも早く食べるのを目指したのですが負けました。その女性がかなり早い段階で丼を傾けていた(スープを飲んでいた)のにはちょっと驚きました。
 胃のリアクションを考慮するに、豚ダブルもしくは大豚も食べられそうだな〜と思いつつ小岩を去りました。手打ち麺レベル3のチルさんとしては、麺をもっともっと味わいたいかなぁ。
 総評としては・・・二郎をしっかり継承しているなぁと。変な個性を出そうとしていない直球な二郎です。豚の出来にブレが無いとすればトップレベルにランクインするであろう支店でしょう。それでいて行列も少なめ。アブラ少なめなどのカスタマイズ前提なら一般層にもオススメできるラーメン店です。是非どうぞ。

 P.S.
 店の前に当然のように路上駐車とか、チルさんの前後の客が路上喫煙おっぱじめるなど、客層に洗練されていない感が見られました。二郎情報はネットを駆け巡っています。誰かにどこかで笑われないよう、マナーには注意しましょう。
 客といえば、以前神保町店に男性と一緒に来ていて寒そうにしてた女性(ガッタ○スの是○永さんakaコ○レティに似ている)をこの日の小岩店で見かけて驚きました。以前見た男とは違った点については触れませんが、神保町店に開店前に並ぶとか、小岩店に11時台に食べ終えてるところなどを見るに、彼女はジロリアンなのかも。
 .
 ラーメン二郎実食エントリ
 ラーメン二郎マップ