CD 5-2 HT

chillvill2006-07-26


 中日先発は山本昌こと山本昌広阪神先発は福原忍。勝ち切れない山本と、7連勝の福原。非常に対照的である。
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 先制は阪神。1回表に濱中おさむがソロホームラン。その裏、中日は1・2番が連続ヒットで早くも逆転気配だったがクリーンナップに一本が出ずにチャンスを潰してしまう。
 その後は投手戦。阪神は3イニング無安打。中日は4イニング無安打と、ジリジリした展開。
 6回裏、先頭の2番井端弘和がレフト前ヒットで出塁。3番福留はレフトフライ。4番タイロン・ウッズはストレートの四球。5番アレックス・オチョアは3球目をセンター前に運ぶタイムリー! 久々のチャンスをものにしてようやく同点に追い付いた。なお1アウト1−2塁だったが、森野と谷繁は凡退に倒れた。
 7回表。先頭の金本知憲が内野安打で出塁。つづくアンディ・シーツもレフト前ヒットでつづいてノーアウト1−2塁。6番矢野は送りバントを成功させた。
 7番鳥谷はショートへのゴロ。三塁ランナー金本をホームでアウトに。8番藤本のところで代打・町田公二郎。監督がマウンドに向かい、昌に声をかける。交代は無く続投。
 町田に対しての3球目、センター前に運ばれて2塁ランナー生還。重い勝ち越し点を許してしまう。9番福原への代打浅井を抑え、1点差のまま7回裏へ。
 阪神は福原に代わる2番手としてダーウィン。8番英智への代打・井上。8球目まで粘るも、凡退。9番山本昌にも代打・高橋光信。センター前ヒットで出塁。代走で藤井淳志が送られた。
 続くは1番荒木雅弘。ライト前ヒットで藤井が3塁まで進んだが、ライト濱中からの送球がそれて藤井が生還!同点! 2番井端が四球を選び、3番福留孝介。ノーワンから引っ張ってライト前にはじき返し、荒木生還! 山本昌に勝利の権利をもたらした。
 4番ウッズはセンター深い位置への犠牲フライで3塁ランナーの井端が生還。一挙に3得点で勝利をたぐり寄せた。
 8回表、中日投手2番手は平井正史。一番赤星からの打順を三者凡退に抑える好投! 完全に流れをものにした。
 8回裏には平井の代打・奈良原浩。フルカウントから左中間を破るツーベース。続く藤井がバントで送ってランナー3塁へ。打順は1番に返って荒木。0−2から3球目をスクイズ。綺麗に決まって3点差に!
 9回表はもちろん“DEATH 13”岩瀬仁紀の出番。矢野にヒットを打たれたもののピシャリと抑えて勝利!!!
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 防御率1点台の福原を相手に立派な投手戦を繰り広げながら、2点目を失った途端に「山本昌はこれだからダメなんだ」という声が飛び交う野球chにかなりウンザリした。
 今日の山本昌は本当に素晴らしいピッチングだった。今日のような内容でも罵倒されるとしたら先発の仕事は酷すぎる。
 5点を取れた要員の大部分は、要所で阪神の守備にほころびが生まれたからでしょう。そこが防御率と失点率の違いであり、中日の野球にスキが無い事の証明でもある。
 奈良原と荒木でスクイズを成功させるなど、1点にこだわる姿勢が相手へのプレッシャーを生み出し、最終的に5−2というスコアにつながった。
 ゲーム差は3.5になったが、残り試合数や負け数を考えるとかなり有利な位置にいるみたいです。ベストメンバーも揃った事だし、当分の間は自分達の野球に徹していけば良いと思われます。
 とにかく会心なる連勝でした。燃えよドラゴンズ!