CD 2-0 YG

　中日先発は７勝０敗佐藤充。巨人先発は７勝８敗内海哲也。
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　初回の佐藤は三者凡退で上々の立ち上がり。中日の攻撃は荒木雅弘のセンター前ヒットから始まる。井端弘和はきっちり送りバントで福留の前にチャンスメイク。福留はファウルで粘った末にレフトフェンス直撃のヒット。レフトがジャンプキャッチ失敗でもたつく間に３塁到達。理想的な先制点。
　４番タイロン･ウッズは深めの内野守備に合わせたセカンドゴロ。福留がホームインであっさり２点目追加。
　３回表、１アウトから巨人内海がヒットで出塁。１番に返って二岡。センターフライで２アウト。２番小坂誠がライト前ヒットで繋ぐ。３番高橋由伸にもセンター前ヒットが出たがセンター英智が強肩を見せ付けてランナー返れず。
　しかし２アウト満塁で李承菀(イ・スンヨプ)を迎える。大量失点の予感も漂ったが、ライト右へのライナーでピンチをしのいだ。
　内海は絶好調といえる出来で、中日は２回から５回までヒットを打てず。調子の良くない佐藤も４〜６回を１安打に抑える。
　７回表、巨人の先頭打者・阿部慎之介が四球で出塁。７番・矢野謙次はライト右へのヒット性の当たりを放つも、福留がチャージしてグローブの先に収めるファインプレー。
　８番・亀井義行がライト前ヒットでチャンスを広げ、打順はピッチャー内海。原監督は代打に清水を告げる。初回以外は完璧だった内海だがここで降板となった。
　期待を背負っているはずの清水はライトへのポップフライ。２アウト１−２塁で１番・二岡に回ったが、絶妙のコントロールで三振に切って無失点にしのいだ。
　８回表、100球を超えている佐藤だったが続投。小坂、高橋由、李を三者凡退に抑え、お役御免。文句なしのピッチングだった。中日は追加点どころかヒットもなかなか出ない。８回裏までに４本のヒットに終わった。
　２点差のまま９回へ。もちろんマウンドには“DEATH 13”岩瀬仁紀。いつも通り？　４人で終わらせて中日勝利！！！
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　巨人内海が本当に素晴らしいピッチングを見せた。バッティングにも全力を尽くすその姿勢には敵とはいえ拍手したい。
　中日先発・佐藤充はコントロールに苦しみつつも、要所で怪我をしない堂々たるピッチング。バックの守りも再三のファインプレーで巨人に勢いを付けさせなかった。
　巨人のローテーションピッチャーで唯一機能している内海からしっかり勝てたのは大きい。攻撃面での勢いは止められた感があるけど、チームとしては３連勝に向けて前進したといえる。がんばれドラゴンズっ