とのさん経由で、ポン・ジュノに天才と評価された日本人映画監督がいると知り、その監督について軽く調べてみた。
 過去の作品と、まもなく公開される作品について軽く味見したけど、あまりピンとこない・・・にしても新井浩文氏の地味さは凄いですね。
 ピンとこない、みたいなクダらない片付け方で数々の映画を敬遠してきたが、立ち上がったキャッチャーに向けて4球を投げ込む間にも新進気鋭のえいがびとはドンドン生まれていく。
 この世にハビコるえいがびと達は、今現在チルさんが抱えているものと同じ種類の苦悩を痛感しているのではないかと思う。
 「この程度の映画を超えるのなんて簡単じゃないか」という過信、「自分の作品をどうしたら認めてもらえるのか分からない」という不安。
 素晴らしい映画を作っても、それを作ったのが実績ゼロのえいがゾンビである限り、直視してくれる観客はごくわずかである。
 観る人間がたとえごくわずかだろうが、こいつ天才!と言ってもらうにふさわしい映画を撮りたいのだけど、28歳で天才もクソも無いのかもー。
 天才という単語にこだわっているところがまるっきり小学生レベルだけど、チルさんもポン・ジュノに褒めてもらいたいなー。みみっちい欲望まるだし。プロット書こ。