八王子野猿街道店2

 はてなRSSリーダー経由で、ラーメン二郎・八王子野猿街道店2にてなみのりつけ麺」がスタートした事を知りました。
 目覚めたタイミング、空腹っぷり、電車に揺られてプロット練りたい空気…等をふまえ、思い切って食べに行くことにしました。自宅を出発して20分ほどでデジカメを忘れた事に気づきました。
 12時前、雨が上がったかどうかというタイミングで到着。立って待っている客が6〜8人というところでした。座って待ってる客が10人。これでも割と空いている方です。
 券売機を見るとオプショントッピングメニューとなった「和風」が魚マークに輪廻転生していました。「なみのり×和風」というドッキリコラボも思いついたのですが流石に回避。
 なみのりのボタンはというと、サーファーのイラストです。¥800也。「なみのりつけ麺」の文字は見当たりません。なみのりボタンの下には「↑DRY」と書かれた紙が貼ってありました。メールマガジンでも通知されていないので期間限定の裏メニューのような扱いになるのでしょうか。詳細は不明。
 なお、「なみのりつけ麺・大盛り」のボタンもありません。豚の追加は出来るか不明。
 トッピングを訊かれて「ヤサイだけ」と返答。ニンニクなしでなみのりを堪能したかった、大盛り食べたい気持ちをヤサイマシでカバーしよう、という意図です。
 写真つきレポートをupしているko-1.ブログ様へリンク張っておきます。
 つけ汁登場。醤油色が消え去り、ベーススープとさほど変わらない乳白色のつけ汁。ドッサリ盛られたヤサイの周辺にコーン。厚さ1センチ、直径8〜10cmの豚が2枚。
 まずはつけ汁テイスティング。ノーマルと変わらない強めの塩分。その次に感じるのは…アサリかシジミか、それに類する貝出汁の風味。だと思う。「なみのり」の由来である磯風味を担うのは貝の出汁。貝…だよね?
 ヤサイ。つけ汁との相性は思ったより良くなかったです。からみが悪いというか、乗ってこないというか。
 。ルックスは多分いつも通り。つけ汁にしっかり沈めて食べてみるも、つけ汁本来のインパクトが伝わってこず、2割3割減退したかのような印象。ハイレベルな太麺と、適当な塩分と、そこそこの粘度、があれば結局スイスイ食べられてしまうのですが、なみのりつけ麺食ってるぜ!という雰囲気はなかなか味わえない感じ。
 。噛むとブチブチ音がするような繊維質の部位。どこだろう。肉の風味とカエシの風味は爆発的に立っていて物凄く美味かったです。ちょっとビックリした。
 麺を食べ終えてからつけ汁の底にブラックペッパーの粒子を発見。胡椒がしっかり効いた状態で食べたらもっと美味かったかもしれません。うかつでした。
 高粘度かつハイレベルなベーススープ、質の高い麺などといった野猿二郎の骨子というべき要素はしっかり堪能できました。醤油・塩分が強烈な野猿二郎のつけ麺に変化をつけたなみのりつけ麺。なかなか乙な一品でした。ごちそうさまでした。