N増

 それなりに疲れて最寄り駅N増に到着してみれば駅構内でへったくそなシンガーソングライターが唄っているのに遭遇。その光景に己の境遇が凝縮されているような気がして痛感するとともに笑いがこみ上げてきました。
 へったくそな歌で、どうにもならないメロディで、端にも棒にもかかりっこない歌詞を、仕事帰りの社会人達に浴びせる事にどんな意義があるというんだろう。
 誰も聴きたくない音楽を生み出すミュージシャンと誰も観たくない映画を創る映画監督はおよそ等価値であろうとは思うのですが、誰も観たくない映画を創るに至らない自分はN増ミュージシャンより下等なんだろうか。やっぱ。
 なんとかしないとねー