合同チャリティイベント

　東日本大震災を受け、ラーメン二郎の店主達が八王子野猿街道店２に集まって収益金全額寄付のチャリティイベントを開催しました。
　どれくらいのジロリアンが殺到するのか不明だし、遠いし、ってことで迷いはあったのですが腹をくくって突撃。
　開店予定時刻は午前11時でしたが9時半に到着。この時点で行列は50人ほど。店頭はもちろん、店裏の駐車場に長蛇の列。行列は瞬く間に伸び続けて最終的には150人弱ほどになってました。
　午前10時、駐車場に三田本店店主の山田総帥が降臨。「今日は遠いところありがとうねー今日は俺作らないけどーもうすぐ開店だからー本店よりは美味しくないけどごめんねー必殺技教えてないから…」とジョークをまじえながら開店宣言。
　その後の様子を動画にしてYoutubeへアップしたので御覧ください。

　およそ11時ごろに着席。店頭から眺めていた時は野猿店主と栃木店主が麺上げしていたように見えましたが、チルさんがいただいたロットは神保町店主と中山店主が麺上げ。野猿の厨房はゆで釜が2つあるので回転が早い早い。「ロット14いける！」「14！？」「いけます！」といったやりとりも聞こえました。
　今日は大ラーメン無しなので小ラーメンのトッピングはニンニクヤサイアブラ。動画でお分かりのとおり豪快な盛りです。
　とりあえず野菜と対峙。キャベツ率も高く、雪国もやし(？)の甘みと旨みが際立つ。スープをからめようにも丼の中が満員で不可能です。
　野菜を退治したら麺とご対面。

　麺の太さもスープも、いつもの野猿二郎と同じです。乳化強めのベーススープ。塩分が高すぎることもなく、マイルド。麺のウマさがしっかり感じられる。しいて言えばスープがもっと強烈だと良かったかなー。
　生ビールと空豆のせいもあって量的にも満足。野猿での大ラーメンも卒業か？　いやいやこの麺は大で食べたいぞやっぱり。
　ごちそうさまです！　と言うと店主の皆さんから「ありがとうございました！」の大合唱。二郎好きとしては心地良すぎる瞬間でした。
　店主連合の皆さんも、客の皆さんもどことなく嬉しそうだったのが印象的でした。他の外食店ブランドには成し得ない空気だったように思います。
　売り上げの総額は56万円超。ラーメン二郎恐るべしです。チルさんはラーメンに￥2000、生ビールに￥1000を支払い、震災後に初めてまともな寄付をしました。ささやかすぎる額ながら、寄付の機会を与えてくれた二郎店主連合の方々に感謝したいです。