ひばりヶ丘駅前店

 ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店で夕食。
 18時半に到着。外待ち15人。なぜかこの日は小学生の子供を連れた客が3組もいました。前途洋洋なんだか多難なんだか。
 およそ15分で着席。さらに5分でラーメン出来上がり。注文は大ラーメン豚入り。コール要求を1度聞き逃してしまいました。「大豚ニンニクはー?」「ニンニクだけ」「ニンニクだけねー」
 動画からキャプチャした静止画なので画質いまいちです。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/ezc/jiro/2011/0518hibari.jpg
 ニンニクは麺の上と野菜の間にもミルフィーユ的に挟まっています。
 まずは豚と野菜をある程度やっつけます。豚の味わいと生ニンニクのシャープな辛味が素敵なコラボ。
 スープ。色合い的には白濁感が強く見ただけであれっ?と思いました。
 麺。細めでありながら美しいプロポーションを堅持した(煮崩れるような事はない)エロティックな麺。すするのに丁度良く、スープの味わいをしっかりと伝えて、噛めばほのかな甘みが溢れ出し、飲み下すのに丁度良い。理想的。
 この日のスープはまさしく全盛期の味。強烈な塩分は甘みで中和され、バランスが良く濃密。グルが隠し味として適度に埋没している。豚骨のまろやかさも感じさせながら肉の個性も消していない。素材の良さを完全に引き出しながら完璧に調和。
 まぁ、結論ありきで無理やり褒めてる感もありますが。とにかく最っ高に美味しい。最後まで美味しい。このスープにこの麺があったら太刀打ちできる二郎は他に無いな、と思えるバランス。こういう高みに達した味に出会えるからこそ「ホーム」として通う価値がある。
 量的にはさほど苦しまず、一定のペースで完食。丼に残ったトロンとした舌触りの乳化スープを見ると飲み干したくなる欲求に苛まれましたが、一瞬の躊躇の後に完飲を断念。
 満腹感によって得られる満足よりも、麺とスープの絶妙なコンビネーションを体感できた喜びの方が数段上でした。この感動がある限りチルさんはひばり二郎に通い続けるでしょう。ごちそうさまでした!
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 この日に撮影した動画をYouTubeにアップしました。
(YouTube)ラーメン二郎実食動画 ひばりヶ丘/千住大橋