SOG制作日誌(9)

 ワークショップ以後、出演者選びで悩むよりも内容を詰める方で悩み続けていた中、役者をやっている知り合いに再会。4月以来。単に世間話をするために会ったわけではなく、もちろん出演交渉のためだ。4月に彼が出演した舞台を見て以来、別の企画の主役を任せる気になっていたのだが、その企画が実現しなかった。その代わりに今回の企画に出演してもらおうと考えた。
 ドリンクバー2人分を潤滑油にして進められた会談にて「よし、任せても大丈夫だな」という思いを抱いたのでA役をやってもらう事に決める。田谷邦明氏の出演決定。
 会談を終えて帰宅後、(その時点では)作品中唯一の女性キャラBを任せようと思った方にメールを送る。その日のうちにOKをもらって、はっとりまり氏の出演決定。いよいよ映画製作が俺の中で現実味を帯びてくる。