地下鉄の中吊り広告が気になった。ゴルフの専門誌の広告である。

[藍ちゃんが挑む米PGAツアー]

トッププロに対して[ちゃん付け]かよ。

別に自分はゴルフに興味ないが、「○○ちゃんが大活躍」みたいにナメた表現でもてはやすフリをする位ならほっとけよマスコミさん、と思う。

若い人間の成功ってのは必要以上に持ち上げられるもので、最年少の芥川賞受賞者が出現した時はキモチワルイほどのセールスが記録され、受賞者さんはそのセールスの数字によってさらに持ち上げられた。[スゴいかどうか]は作品の中身が決める事であり、[とりあえず読んでみた]人間の多寡に由来する事はない…という意見は脇に追いやられ、報道の皆様は[踊らにゃソンソン]状態である。

女子フぃギュアスケイトの世界にアサダマオという人が出現し、そのアサダさんがオリンピックに出られないのはおかしい!とシュプレヒコールにイソしむ方々が[2ちゃんねる]にも見受けられる。個人的な意見だけど、10代半ばの女性ならまだまだ脂肪も付きにくい時期という事も考えられるし、そういう意味では成人選手に比べてジャンプなどで優位に立つ事もありそうだから、本当の意味で稀有な才能といえるのかどうかを決めるのはもう少し先でも良いんじゃないのかなぁ? と思ったり。

かくいう自分も、若くして己の生きる道を見定めて邁進しているような人に対しては敬意を惜しまなかったりする傾向があるのですが、もう一度、自分の中の価値基準みたいなものを考え直す必要があるのかもしれません。。。むしろ、そういう部分というのは[常に変化をやめない部分]なのか?

うわ、どうでもいい方向に。