ノアのKENTAvs丸藤を絶賛しているblogがめっちゃ多いなぁ。

一般層が見た際に、この人達ってもしかして凄いことやってるんじゃない?という感想のもっと上、この人達のやってる事SUGEEEEEE!と思わせるだけの試合をしたと思う。実際のところ、そういう類のインパクトを生んだ回数としては敗者=挑戦者丸藤の方が多かったかな。具体的な展開に触れるので隠そう。


丸藤。FromコーナーToコーナーは2年前の時点で既に習得しているムーブだけど相変わらず客を沸かせるし、エプロンからの断崖不知火、ノータッチのトップロープ越えミサイルキック、ロープを利用した逃げ場無しドラゴンスクリュー、ロメロスペシャルをこらえるKENTAの膝裏にフットスタンプ、魔神風車固め風の垂直落下DDTなど、様々なタイプのサプライズを見せた。

KENTAのフィニッシュムーブは三沢のバリエーション多彩エルボーにも似た執念を感じられて良かった。ジャンプ一発でトップロープに飛び乗ってからの雪崩式ファルコンアロー、不知火改をこらえてからの雪崩式フィッシャーマンバスター、あたりはちょっと派手すぎかなと思ったのですが、シンプルな単発技であるGO 2 SLEEPはキックを押し出したファイトスタイルにリンクしていて説得力十分だし、武藤が生み出したシャイニングウィザードからお約束感を排除したブサイクへの膝蹴りも同じくイカす。

技名をあげながらプロレスを語るのはできるだけ止めたいのだけど、自分用メモという意味では上記をポイントとしておこうと思います。

ヘビー級の選手でここまで柔軟な発想が出来る選手はこの先出現するのか。そう考えるとやはり、三沢と武藤は異次元のレベルだなぁなんて思う。うーむ。格闘技とは全く別の難しさがありますよ。プロレスラーってば偉いよ。ピンキリだけどね。