村上春樹「ノルウェイの森」

 Stasisのロックは破ったものの、集中力という名のマナが足りないのか書くスピードは遅い。2ちゃんねる覗いたり[えいがゾンビ徘徊す]のアクセス元をチェックしたり村上春樹さんの「ノルウェイの森」を読んだりしています。
 ノルウェイの森は過去に10回以上読んだ作品ですが、何年かぶりに読んでいる。当然ながら文体や構成やその他もろもろの部分で発見があってウキウキしているのですが、小林緑というキャラクターを見ていると(見てはいないけど見ている)、やはり、魅力的な女性キャラにはグイグイ引き込まれてしまう。
 今自分が書いている作品のど真ん中に女性キャラクターがいて、そのキャラクターを思い切り魅力的に描く事が1つのテーマでもあるので遠慮なく手加減なしで描けるのだけど。ミドリはやっぱり魅力的なキャラである。
 今書いてたら大学1年生のミドリよりもよっぽど歳を重ねている自分を認識した。前回読んだ時にはこんな風に感じてなかった。つまり前回読んだ時はまだ学生だったってことかな。一番最初に読んだ16歳の頃のチルさんはミドリに惚れただろうか。ミドリがアジの酢の物を作るという事がどれくらい素敵なのか、今現在のチルさんは少しだけ理解できるぞ。
 文学的とりとめの無さをこんなところで発揮してしまった。ちょっと恥ずかしい。