環七一之江店

 9日ぶりにラーメン二郎へ行きました。今日もまた未踏の地へ。環七一之江店です。小岩同様、自宅から1時間くらいの距離。都営地下鉄新宿線で神保町を過ぎる際、神保町店でもいいんじゃね?というジレンマが。カラメありなしとか量とか、おおよそのデータは把握したつもりなので、ここはガマンして未体験の支店へ。
 地下鉄なのに急行があったりするせいで本八幡まで行ってしまいましたが、なんとか一之江に到着。駅を降り、自分で作った周辺地図を頭に描きつつ歩いてみたら「あれ、無いぞ?」環七を挟んだ反対側を見ると二郎の黄色い店構えが見えました。住所から推測して地図を描くと結構失敗ありそうです。
 行列はチルさんの前に4人でした。いないも同然です。少し待って着席、少し待ってトッピングコール。スムーズです。
 注文したのは[ぶたダブル小ラーメン]¥750です。池袋で大盛りを頼んだ事はありますが豚ダブルに手を出すのは初めてです。情報収集した範囲では豚の評判が良かったし、小豚で苦しい思いをしなくなりつつあるので、ここは一丁満腹になってやろうぜなんて思いました。
 トッピングは全部。つまりニンニクヤサイカラメアブラです。ニンニクヤサイを基本とし、増したヤサイにはカラメが必要。さらにはアブラの評判が良い支店なので味わってみたかった。ということで全部。
 出てきた丼のルックスは、ヤサイの山がさほど高くない。これはクッタリするまでボイルされているせいだと思う。豚は、一見するとせいぜい5枚しか確認できず「あれ、ダブルなんだけどな」と思ってしまったのですがヤサイの下からドンドン姿を現してチルさんの胃を困らせてくれました。スープはカオス的に濁っています。
 まずはヤサイと豚をやっつけにいくのですが、麺がなかなか見えてこなくて焦る。3分くらいは麺にありつけなかった感があります。ヤサイと豚が二重三重の層を織り成しているような感覚でした。
 ヤサイ。シャキシャキ感からは遠く、スープにひたりつつトッピングアブラがからんでいるので普通のペースで食べられるのですが、そこには神保町店のような感動は無かったです。ボイルして醤油ダレぶっかけ、これだけで十分美味いのが二郎のヤサイというイメージだったのですが。
 豚。かなりレベルが高いです。ある程度の歯ごたえとしっかりした味付けが両立している。小岩店よりも高評価をあげたいところです。
 麺。やや存在感に欠ける、若干細めの平たいタイプ。まずまずといったところ。
 スープ。神保町や小岩のように背脂の白いカケラが散乱しているわけではなく、液状のアブラがスープを覆っている。醤油の存在感はやや控え目、グルもそれほど目立たず、見た目同様カオス的な味わい。終盤になっても美味いなぁという思いは消えなかったので高く評価したいのですが、記憶の中から引っ張り出しにくく位置づけが難しいです。バランスが良いというべきかな。
 終盤には豚ダブルの威力を思い知ったのですが、食べ終わってみるとそんなに苦しくもない。高レベルの豚を堪能できて良かったです。
 歩道橋から店頭を撮影。ラーメン撮れって話ですよね。

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