汁なし

 ラーメン二郎的ラーメンを自宅で作っちゃおうぜ祭り、略して〜!家二郎のお時間でございます。
 いよいよスープも残りわずか。家二郎6月期のフィニッシュは横浜関内店の人気メニュー[汁なし]を真似てみることにしました。
 丼にニンニクとグルを適量入れ、そこにスープとカエシを試行錯誤しつつ加えていきました。
 慎重に配合したつもりが、思ったよりカエシが強くなってしまって若干戸惑いましたが「うんうん、うまいうまい」というレベルにこじつけました。
 トッピングはもやし・キャベツ・豚・生卵・とろけるチーズ2枚です。フライドオニオン(関内店ではデフォルト)やニラキムチ(関内店ではオプション)まで用意する余裕はありませんでした。
 茹でた麺の上にヤサイを乗せ、チーズを乗せ、黒コショウを全体に振りかけた上から配合済みスープをかけました。

 当然といえば当然なのですが、スープを浴びたチーズがふにゃふにゃになった段階で感激しました。豚を並べ、生卵を乗せて完成。
 写真を撮影するや否や即がっつくチルさん。チーズトロトロw すげーからんでるw 生卵も割っちゃえ〜♪ グチャグチャ〜ウホホ〜イ! 麺をズバババとすする。
 美味くないわけがない。
 チーズがからんだ部分、卵がからんだ部分、双方がからんでいる部分、からんでない部分。様々な表情のチル流自家製麺が舌の上でイケメンっぷりを存分に発揮。
 昨日打った麺(伸ばしとカットは今日やった)だったので不安もあったのですが、麺そのものにも満足できました。
 チーズも卵もコショウもスープもイッショクタになって乱交状態になってくるとさらに高まるChaoticな旨味。最後まで美味しく食べられました。
 心の中で[青春の握り拳]をしっかと固めたのち、白濁したスープの中で生き残った一片の豚を口にした瞬間、悶絶しました。ホロッホロの肉質、しっかり染み込んだカエシ味、それをコーティングするチーズ感とコショウ感。最高においしかったです。
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 そんなわけで二郎的ラーメンのスープストックは空になりました。最後の最後に汁なしに挑戦したのはある種バクチでしたが、よく考えるとリスキィなメニューでも無かったです。
 手打ち麺に関しても小慣れてきて、つけ麺&汁なしで食べた麺は結構イケてたように思います。
 なんとなく混ぜてなんとなく踏んで…という稚拙極まりない手打ち麺とはいえ、市販の麺では二郎的な男くささを味わえないと思うし、自作派の方は思い切ってパスタマシンと麺棒を買うべし!
 スープについては「豚ガラ多すぎかな」という印象です。かといってガラを減らした分、肩ロース増加→経費膨張というのも困りもの。次回に向けて悩みどころです。