Dragons 6-3 Swallows

　福留は今日も出場せず。首位だからこそ無理しなくて良いという部分もある。
　中日先発は佐藤充。先々週の木曜日、チルさんが観戦したライオンズとの試合でも素晴らしい投球を見せてくれたが、今日の登板には５試合連続完投勝利（権藤博以来の球団タイ記録）がかかっていた。
　中日のスターティングメンバーは森野,奈良原,井端,ウッズ,アレックス,渡邉,英智,谷繁,佐藤。２戦連続で奈良原をスタメン起用には驚いた。奈良原への期待はかなり大きいようだ。
　１回表。ヤクルト先発は３試合目の登板となる丸山。森野将彦がヒット、奈良原浩がバントと効果的なチャンスメイク。３番に入った井端弘和の場面、レフトスタンドへホームラン。意外な形で中日先制。
　１回裏、佐藤がセ･リーグで最も怖い打線と目されるヤクルトを相手にどのようなピッチングを見せるか。１番青木宣親、２番リグスに連続ヒットを許すイヤな立ち上がり。
　３番岩村明憲はセンターへのフライでランナー１・３塁に。４番ラミレスはサードゴロ。バッターのみアウトとなり３塁ランナー生還。５番ラロッカを四球で歩かせ、６番宮出を打ち取った。乱打戦の様相。
　２回はお互いの下位打線がサクッと三者凡退。
　３回表、２アウトから井端がフォアボール。続くタイロン・ウッズは粘って粘って９球目をライトスタンドへホームラン！４番の頼もしい働きで佐藤に援護点。ヤクルト丸山はこの回で降板した。
　３回裏、２アウトから岩村が左中間へのツーベースヒット。つづく４番ラミレスはレフト前ヒット。岩村はホームへ突っ込んだが、アレックスの強肩レーザーが火を吹き、ピンチをしのいだ。
　４回表、先頭の渡邉博幸がヒットで出塁。ワイルドピッチでランナー２塁。英智は内野ゴロで進塁打となりランナー３塁。８番谷繁元信は四球、１アウト１−３塁で９番佐藤。
　三振で森野に期待か？と思ったらスクイズ敢行！見事に決まって５点目をあげた。おまけに森野はライト前タイムリーヒット。打線が怖いくらいつながった。
　５点のリードをもらった佐藤。４回から８回を青木のソロホームラン１本を除いてノーヒットに抑え、相変わらず頼もしい先発っぷり。
　９回にタイムリーを許して３失点を喫したものの、119球で完投勝利！福留抜きのチームに貴重な勝利をもたらした。
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　ヤクルト先発丸山貴史は高卒（愛工大名電出身）２年目のフレッシュボーイ。佐藤と比較すれば勝って当然の試合だったといえる。
　神宮球場でヤクルト相手に３失点に抑えた佐藤はまだまだ活躍してくれそうです。
　展開が展開だけに、アレックスにヒットが出なかったのはちょっと気になるが、森野と井端のマルチヒット＆打点は好調キープと見て良いでしょう。福留の復活は待ち遠しいですが、とにかく勝利おめ。
　みんながんばれ
　nikkansports.comスコア