いよいよ

 ついに明日…「グエムル -漢江の怪物-」を観る日がやってきましたよ。情報収集は出来るだけ控えてきました。
 当ブログへのアクセスログには「グエムル パトレイ○゛ー」で検索されている方がちょくちょく見られます。チルさんはパトレイ○゛ーに「いまさら」ハマった人間なので記憶に新しく、グエムルについて書こうとするとパト3の名前をチョロっと出したくなってしまったのです。
 ほんの気まぐれで「ほえる犬は噛まない」をレンタルしてみたらその完成度に圧倒され、「殺人の追憶」1本だけで十分だったポン・ジュノへの期待度が爆発。馴染みの薄いお台場での上映会に行く事を私に決断させてくれました。
 それにしても最近テレビCMを割と見るようになったのですが、最近の映画、いいね。グエムルの画圧が凄いとか言ったけど、同じ意味で「UDON」も凄いし「スケバン刑事」も凄いと思ったんです。
 本広監督やら深作監督についてはボロッカスな表現で攻撃性を顕わにした記憶があるのですが、作家性とか価値観の相違以外の部分について、つまりは映画人としての[腕力]の部分についてはしっかり評価しなきゃダメだし吸収しなきゃとも思う。
 スケバン刑事はアクションのカメラワークに気が利いてるし、UDONの画面にも何か吸い込まれるような感覚があった。
 もう一度自分に、映画最高!って思わせるような体験を課さなければいけないと思う。でも「現場」は果てしなく遠い。