Hello! 10th

 27日28日と横浜アリーナで行われたハロー!プロジェクトの全員集合コンサート「Hello!Project 2007 Winter 〜 集結!10th Anniversary 〜」へ行きました。27日土曜は18時〜、28日日曜は13:30〜と18時〜の計3公演。3公演全て鑑賞させてもらいました。
 座席はアリーナE、アリーナE、センター。アリーナEは舞台のカミテ方向。メインステージ正面を0°だとするとチルさんの位置は75°くらいのズレでした。ゆえに、1回目2回目はアリーナE手前の花道が見えない状態。なかなかの難儀でしたが、曲を楽しみ、踊るというスタイルがあればどんな席でもなんとかなるものです。
 3回目公演のセンターはかなり美味しい席だったと思います。メインステージからは離れていたものの、シモテのサブステージから数えれば5列目! メインの対面花道も近く、Berryz工房の皆々様を肉眼でしっかり観れました。
 さて。曲順に沿って感想などを。

  • Hello!のテーマ (全員)

エッグな人たちが舞台上を彩る。どんな子がいるんだろーという気持ちも生まれる事なく、一心不乱にリズムを刻む。一番が終わってハローメンバー登場。大歓声。

  • 歩いてる (全員)

モーニング娘。の最新シングル。一体感と幸福感が会場に満ちていく。

  • 未来「幸福」 (全員)

モーニング娘。のアルバム曲かな。聴いた事なかったので初回は早いテンポに着いていけなかった。2回目以降はかなりノれました。うーりゅーちーぱー! Berryz工房メンバーは曲の途中でハケていった。

Berryz工房の最新シングル。メインステージ→中央花道→対面ステージ と移動しながら。テンポは落ちるけど気分はハイ。

松浦さんの「ずっと好きでいいですか」はライブが終わってから頭の中で鳴っている曲ベスト3に入る。
起きてるのか寝てるかわかんないほど ぼーっと あなたの事 夢に見てる ってフレーズ(Aメロというのか)が印象的。歌唱力あっての良フレーズですが。松浦さんは説得力のある偉大な歌手だと思いますYo。

モーニング娘。の次回シングル。8期・光井愛佳を加えて初のリリースとなる。大人びた曲。光井さんがどうからんでくるのか注目していましたが、サビ前のBメロ?2フレーズほどをドカーンと任されている。これが非常にカッコ良い。実力を発揮できずにアチャー→成長に期待しよう♪みたいなテイストは一切感じませんでした。地声のキュートさとはかけ離れた、完成度の高いボーカルテクニック。かなーり好印象です。もちろん先輩メンバーもカッコ良かったっす。

ハロプロ最強の攻撃的ユニットであるメロンさんのアゲアゲナンバー。オイオイオイオイと高まる客席。チルさんも飛びまくり。3回目の公演ではBerryzメンバーも近くで見れたし良かった良かった。

  • 人知れず 胸を奏でる 夜の秋 (中澤・稲葉・保田・矢口・安倍・飯田)

初回、歌手として表舞台に復帰した矢口さんに客席が軽くサプライズしていました。じっくり聴かせていただきました。保田”大明神”圭さんも良いところでズババッとキメてました。

限りなくインディーズに近い位置にいるハロプロ新ユニット。健康的な曲で個人の個性を感じるヒマもありませんでしたが、無心で踊りました。こういうマイナーユニットの時に超テンション上がってるヲタを見ると物凄く嬉しくなります(悪意は無いよ)。

Berryz工房の対に位置するかもしれないユニットが℃-uteです。もうすぐシングルリリースされるこの曲。ポップ感濃い目のふんわりした曲。曲の心地よさに酔わせていただきました。

曲がいまひとつ印象に残ってないなぁ。

  • メロディーズ、Thanks! (GAM

スローからアゲアゲ。メロディーズの方が色々と印象的でした。ハロプロが”誇る”という表現に差し支えのない名コンビ。

  • ガタメキラ (稲葉・後藤・アヤカ・三好・里田・柴田・みうな・斉藤)

ガッツリ攻める曲なのですが、楽しみ方としては踊るというより味わう曲のような気がしました。モニター見ながら耳を澄ませるのが正解だったかもしれない。

踊って飛んで狂乱するための曲。歌とかあんま覚えてないっす。汗をかいた。

知らない曲ゆえ初回は戸惑う。3回目にもなるとめいっぱい楽しめました。ワンダより歌にパンチあるなぁと思った。

Berryz工房の直球濃厚ロックナンバーを大人数で。爆発するならここしかない。猿と化した。須藤茉麻さんが唄うソロパート、3回目公演ではかなり近い位置で味わえました。幸せ。

  • I know (全員)

知らない曲でした。ミドルテンポでハッピーテイストに満ちた曲。全員集合の凄み。

すごいギャップなコンビネーション。これがハローの重み。月島さんの「バラライカ」はどうもピンと来ないっす。

モー娘。の分割は何年前になるのだろうか。さくら組のデビューシングル。曲自体は強く印象に残っています。1回目公演のイントロがかかった瞬間のヲタのどよめき、安倍なつみ矢口真里の”復活”を目にした瞬間のさらなるどよめき。Bメロでのヲタコール。素晴らしき世界。

さくらがあるなら・・・って事で飯田圭織を迎えておとめ組復活。曲はゴリゴリ攻めるタイプ。ヲタ壊れ気味。3回目公演の際、近い位置に道重さゆみさんがいましたが、ダンスも表情もカッコ良かったです。おとめ組やってた当時はここまでキレ良くなかっただろうな、とか思いました。歴史あり。

モーニング娘。が生んだある意味最強のシンガー。曲のテーマはエロスであるのは間違い無いのだけど、パフォーマンスとして物凄くカッコ良かったです。曲自体は軽いというか、後藤さんはノドの調子悪かったのだろうか? 全開で唄っていない感じが若干匂いました。そういう曲なのかもしれないけど

3人中2人がこの公演でハローを卒業するカントリーさん。彼女たちの代表曲はトランス風味のおもしろダンスナンバー。ダンスパフォーマンスに魅きつけられたという意味では今回のコンサートの中でもかなり上位にランクイン。かなり良かったです。

  • さよならセレモニー

あさみさん・みうなさんへの送辞、そしてそれに対する答辞など。3回目公演ではモーニング娘。を卒業した紺野あさみさんが登場し、かつて彼女が参加したユニットであるカントリー娘。を祝福。会場はどよめきまくった後で幸福な空気で満たされた。

感動的なMCの後でカントリーのラスト曲。比較的近い位置にいた須藤さんにがっついてしまいました。

ここで歴史を感じさせる曲でないところが残念。曲自体も正直いまいちいまに。

現メンバー8人(光井さん除く)でハローの”アンセム”。を一発。知名度では文句なしだけど空気にはそぐわなかった気も。

初めて聴いた曲。やはり初回は戸惑い気味でしたが、テンションはゴンゴン上がりました。

  • ALL FOR ONE & ONE FOR ALL! (全員)

出演メンバー全員を紹介した後で、ハロー!プロジェクトらしさ全開の曲。大団円にふさわしい締めくくりだったと思います。

一部ハショりましたがそれでも長いなぁ。観てる時は全然長く感じなかったし、汗こそかくけど疲れは感じないし。
1回目を観終えた時はBerryz工房の曲しか知らない自分を痛感したのですが、3回目を見終えた時にはそういうネガポイントを忘れ、物凄い満足感を得る事ができました。
3回目、つまり最終公演をセンター席で楽しむ事ができたのが充実の要因かもしれません。最終公演でまあさボードを首からブラ下げて跳んでたのはチルさんです。須藤茉麻さんに結構近い位置でしたし、「届いてる&撃たれてる」という空気をしっかり感じられました。
須藤さんは相変わらずのアルティメットスマイル。ステージの上で楽しそうにしてくれている、それだけで満腹になってしまうのがヲタってやつです。
他のBerryzメンバーについて覚えてるのは、最終公演のラスト挨拶時に嗣永桃子さんがクシャミをしていた事くらいで(あっ、ヤバい!って表情を双眼鏡で確認)、Berryz出演時に自分がいかに須藤さんばかり見ていた事を思い知らされます。エヘヘ
4月1日に埼玉スーパーアリーナで行われるBerryz工房単独ライブへの期待はイヤガオウにも高まっていきます。良い席で見たいなぁ…という欲求はひとまず置いといて、素晴らしいライブになる事を祈っています。二度とない感動を。
そして、ハロー!プロジェクトよ永遠なれ!