撮りたい撮りたいと言ってるけど、自分の考案する映画プロットは少なくともキム・ギドク作品に等しいレベルのバジェットを必要とするなぁと気付いた。それってつまり自主制作じゃ製作不可能じゃん、という結論に至った。次回作「LV」にしろ、[k*ss]にしろ。
 この考えに至ったのは1週間くらい前だろうか。ずいぶん時間がかかったけど、自分にとっては転機に成り得る「気付き」なのかもしれない。
 自分で作れない映画のシナリオを完成させる意思があるかといえばある。なんのために? なんだろね。
 やっぱり結局とどのつまり、どうだこのやろー!すげえ映画書いたったぞー!って雄叫びを上げたいからだろう。
 厄介なのは、こんなえいがゾンビにも温かく穏やかに恩恵を与えてくれるインターネットという媒体の存在である。書いたら即掲載即発信できてしまう。厄介だねぇ。書いてる途中で己の苦悩する模様さえ発信できてしまう。あー厄介厄介。
 今回己が得た「気付き」によって何が変わるかな。商業ラインに売り込めるような脚本を書き上げて、そして、どうこう…そんな感じだろうか。うーむ。徘徊の歩みが、止まった。