4・1レポ

 2007 桜満開 Berryz工房ライブ〜この感動は二度とない瞬間である〜の全曲レポートを書きました。チルさんはBerryz工房がもっと多くの人に受け入れてもらいたいと思っています。一応、そういう趣旨で書いているのです。
01.ジリリ キテル
公演開始時のイントロがギターサウンド系のバチバチ系。そこから同系統サウンドのジリリキテルで開戦。暗闇の中で舞う少女戦士7人。この曲がリリースされてから約1年が経っていますが、シャープなダンスが生み出す緊張感はちっとも薄れていない。

02.スッペシャルジェネレ〜ション
Berryz工房ライブを初めて観る観客も多かったと思われるこの日。そんな観客に「ス!ペ!ス!ペ!シャ!ル!ジェネレーショーン!」のコールはどう思われただろう。ヲタが抱く高揚感みたいなものを共有してくれていたら嬉しい。攻めまくりの歌詞。戦闘力を存分に発揮した楽曲。

03.メンバー紹介VTR〜BERRY FIELDS
Berryz退場してメンバー紹介VTR。須藤さんが最初でした。叫びました。曲の途中、2番からBerryzが登場。元はさわやかな曲ながら、おすまし顔のまま微動だにしないクールなポージングで唄う7人。その表情には隠しきれない高揚感が。

MC
徳さんとか熊さんといった、ライブならではの呼称が面白いです。

04.VERY BEAUTY
最新シングル。スウィートな気持ちになるイントロ。きらめくようなサビの高音メロディ。[それが女よ]というサビの締め部分が大会場を駆け抜けていく瞬間は物凄く気持ち良かったです。徳永さんのパンチ力は凄いです。

05.笑っちゃおうよ BOYFRIEND
↑と同様の柔らかいテイストに満ちたシングル曲ですが、サビのテンポが心地良くて手拍子が自然発生。思わず真似たくなるダンスも魅力的。

06.ハピネス〜幸福歓迎!!〜
同じくハッピー系のシングル。テイストはソフトながらテンポは徐々に早まっていく。オイ!オイ!なコールも大盛り状態。会場全体が一体となった「まあさに出会えたー!」は須藤さんのハートに届いたでしょうか。

07.昼・サクラハラクサ 夜・桜→入学式
ここで未発表曲。昼公演のサクラハラクサはイントロからシンセバリバリのダンスミュージック。かなりノれました。2番目のソロパートが須藤さんでしたが、しっかりばっちり唄いきっていて嬉しくなりました。歌唱力の不安は大分解消されてきたように思います。ダンスナンバーながら全員の上達を実感できる良曲。
夜公演の桜→入学式は…本当に本当に本当に素晴らしい曲。ライブで新曲に触れるという体験はなかなか出来ないのですが、この曲は聴きながら感動がグオングオンと渦巻きました。時折目を閉じて[この曲に浸っていたい]なんて感じました。[二度とない感動]がここにありました。

MC
メインステージに立つのは徳永さんと熊井さんを除く5人。まもなく中学校に進学する菅谷さん、高校に進学する清水さん嗣永さんが卒業の思い出を語りました。泣いちゃった清水さん、リボンを忘れた嗣永さん、壇上でフラついた菅谷さん。

08.日直〜芸能人の会話〜(徳永・熊井)
新人類的スーパースタイルを誇るコンビ、とっくま参上。1stアルバム収録のクールな楽曲をキメキメでパフォーマンスする二人。なんというか、圧倒的でした。

09.恋はひっぱりだこ(嗣永)
二人がフィニッシュを決めたステージに登場したのは嗣永桃子! 嗣永ファン待望のソロライブパフォーマンス。1stアルバムのポップチューン。1フレーズごとに「ちなみー!」やら「さきちゃーん!」といったコールが起こるところを全て「ももこー!」が独占。曲も嗣永さんのイメージにジャストフィットし、フルスロットルな笑顔を放出してくれました。会場の一体感が凄かったです。

10.図書室待機(清水・夏焼・須藤)
10thシングルのカップリング曲。ほんわかしたトラック、甘酸っぱい世界観、歌をしっかり聴かせる曲。須藤さんにめっちゃ集中してしまいました。優しい情景を感じさせる上々のパフォーマンス。ラストのセリフ部分「…って言えたらなぁ」を須藤さんが担当してくれてとても嬉しかったです。本家に負けない萌えを生み出してくれました。

11.愛する人の名前を日記に(菅谷→全員)
残る菅谷さんがソロパフォーマンス。曲は2ndアルバム収録のスローバラード。菅谷さんがしっかり唄っている時の切なげな表情に毎回圧倒されるので、今回の曲チョイスは個人的に嬉しかったです。2ndサビでメインステージにメンバー全員が揃ってBerryz工房のユニゾンをガツンと響かせてくれました。

12.素肌ピチピチ
「平均年齢13.8歳のBerryz工房は、素肌…ピチピチーッ!」MCでヒートアップ。11stシングルのカップリング曲はハイテンポ超ポップな夏っぽさ全開。リリース直後からライブが楽しみな曲でしたが、案の定盛り上がりまくり。記憶に残ってないくらいテンション上げすぎました。もうちょいダンスとか見とけ。

13.TODAY IS MY BIRTHDAY
1stアルバムより。スタンドマイクを使ってクールに歌い上げるオトナっぽい曲。歌詞のアピール力はかなり強い曲なのかも。みなさん1stアルバム買ってください。

VTR ありがとう!おともだち。
小休止用VTR。カラオケボックスでパーティしてる、みたいな内容。おもしろメガネかけておどけるとっくまぁずなど。夜公演ではVTR直後に「ありがとおぉおぉぉぉ」と絶叫させてもらいましたごめんなさい。

14.あなたなしでは生きてゆけない
1stシングル。原点回帰。この曲のプロモが撮影されたのはこのさいたまスーパーアリーナだったのです。3年前のPVと現在進行形のライブパフォーマンスがスクリーンでスクランブル。全員が自信とプライドを持ちながら、Berryz工房の[今]をしっかり見せ付けてくれました。

15.ファイティングポーズはダテじゃない!
2ndシングル。
16.ピリリと行こう!
3rdシングル。コールを含めた一体感、楽曲がかもし出すハッピー感はちっとも色あせない。成長したメンバーが表現する幼いポップ感が心地良かったです。

MC
[あななし]のPVを撮ったのはこの場所です、と思い出バナシ。「みんな成長したねー」「身長も伸びたしー」オチは清水さん「でも私はまだちっちゃい」熊井さん「そんなことないよ大っきくなったよ」という身長差25cmのリレーギャグでした。

17.あいたいけど…
12ndシングルのカップリング。曲中の[キミ]のポジションを得た徳永さん(後半は熊井さん)が他のメンバーからツンツンされながらイジられてる感じのダンスがとてもキュートでした。しっかり唄うところはガッツンと実力を見せ、サビの壮大さが会場に広がっていく時の気持ちよさは珠玉でした。

18.胸さわぎスカーレット
12ndシングル。ギターガッツリなイントロ、ロックなダンス。夏焼雅嗣永桃子の2トップによる聞かせどころでは目を閉じて耳を澄ませました。そこに菅谷さんが加わると、そりゃもう、カッコ良いですよ。

19.なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?
トランスだったりパラパラだったりする7thシングル。振りコピして踊るための曲なのかもしれません。やや低音で進行するメロディを成長が後押し。もっともっとカッコ良くなれるであろう曲ですね。

20.友情 純情 oh 青春
最後はもちろんこの曲!友情!純情!oh!「青春!!!」4thシングルのカップリング曲はライブに欠かせないハイパーアゲアゲロック! 書きながら涙出てきました。ひたすらオイオイ、ひたすらジャンプ、最後はタオル投げ。チルさんは投げるの失念してたんで次回はしっかり投げまーす。

とりあえず終演。

EN01.恋の呪縛(メイン→サブ)
200レベルでアンコールしてる人はやや少なめでしたがチルさんは必死に連呼。クールダウンしてないでみんな叫ぶべきなんだぜ? イントロのメロディが流れてテンション上昇。5thシングルです。コールが起こりやすく振りも合わせやすい曲なので会場に熱気。

MC
昼公演はつつがなく進行。夜公演ではアンコール時に観客の大部分がピンク色のサイリウムを掲げていて、会場全体に桜が咲き乱れました。清水さん徳永さん菅谷さんの目に光るものを確認しました。清水さんの「これからも応援よろしくお願いします!」に全身全霊で頷きました。見逃せるもんですか。

EN02.Bye Bye またね
1stアルバムから。一人ひとりが自分のパートをしっかり唄う曲です。最初のパートを唄い、会場中に手を振りまく7人の姿からは達成感がにじみ出ていました。Bye Bye 今日という 素敵な時間 Bye Bye 私の 贅沢な あなたとの時間…会場中で大合唱でした。Bye Bye、ありがとう、Berryz工房

二度とない感動、オワタ。ヲタのお約束「Berryz最高!」コールもバッチリこなしてきました。夜公演ではメンバー個人のコール(「りさこ!チャチャチャ」)等も起こって有終の美でした。徳永さんだけがコールされなかったのはヲタのミスでしたが…

ダンスに関してはそれほど視認できるわけではないので判断しかねますが、歌唱力に関してはかなりグレードアップしたような印象でした。「おっとっと、大丈夫かな」と不安になる事も殆ど無かったし、頼もしいなぁカッコ良いなぁと感じる堂々とした唄いっぷりだったと思います。会場の大きさに気後れすることなく、自信を持ってやり遂げてくれました。

夏ツアーも決定したし、今度はどんな凄みを見せてくれるか楽しみで仕方ないです。でっかい感動、確かにいただきました。