神田神保町店

 開店待ち。駐車場越えた先6人目。
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 夕食をラーメン二郎神田神保町店で。到着したのは午後5時48分。18番目でした。神保町店に行くのは去年12月以来です。
 定刻の18時にオープン。神保町店の周辺に漂う香りは毎度チルさんの胃袋を刺激してくれます。並び始めてから35分ほどで入店、18時30分にはラーメンをいただくことができました。
 注文は大ラーメン(¥650)生卵(¥50)。トッピングはニンニクアブラカラメです。
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 前回訪問時はスープの位置づけがあやふやな印象で、神保町の最強スープ!という記憶からは少しブレていました。トッピングで調整してみようと脳内でシミュレーションを繰り返しました。寸胴の中のスープの色合い、丼に注がれるスープの色合い、隣りの客(麺硬め)の丼の色合い等々を加味し、ニンニクアブラカラメという結論に至りました。
 まずはヤサイ。写真を見るとやわ茹で気味ですね。カエシと背脂入りスープが浴びせられています。超美味い。コールでアブラカラメが追加されている状態だとヤサイをスープに浸す必要がなくて楽です。二郎のヤサイ盛りはカエシと相性抜群である、という事を久々に思い出せました。
 豚。サイズはやや小さめでおよそ2.2枚分。そのうちの1.5枚を生卵に付けてすき焼き風でいただきました。相対的な評価は出来ませんがそこそこのクオリティでした。
 スープ。神保町のスープは「醤油が立っている、辛め傾向」という評価が大勢を占めているような気がしますが、前回訪問時のスープは甘みが前面に出ていたし、言われているほど辛くはないという印象。カラメコールをするリスクはそんなに高くないと判断したのですが、正解だったと思います。
 アブラとカラメを追加したスープは麺にしっかり味が乗っかり、塩分・醤油感が強すぎる事もなく、グルの風味も確認でき、麺の味わいも殺さず、全体をまとめる豚のドッシリとした旨みも健在。満点に近いスープでした。
 麺。ひばりヶ丘よりは確実に太い、のでしょう。自覚はありませんでしたが麺の太さによってスープの印象も変わってくるんでしょうね。よくわかりません。とにかく美味でした。
 卵。ヤサイ、豚、時には麺をもすき焼き風にして食べました。攻撃力の高いスープにバッチリ合いますね。
 量。前回ほどキツくなかったような気も。満足は得られるけど苦しくなるほどはない、丁度良い量でした。麺を食べ終えてからもスープを堪能する余裕がありました。背脂の浮かぶスープはとてつもなく美味でした。
 「昔みたいにヤサイを美味しく食べたいなぁ」という思いからアブラカラメの追加に踏み切ったわけですが、結果的にはスープにも良い影響が出てくれました。味の濃さという意味ではひばりヶ丘店のスープも安定した濃度をキープしていると思うのですが、神保町の安定感も流石です。ひばりヶ丘店の方がグルの風味が若干クッキリ気味です。
 神保町店のスープが「なんだか薄いなぁ」という方向にブレる事はまず無いでしょう。安定感と絶大な信用の正体はそこにあるような気がします。ごちそうさまでした。
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