D7-5T

 久保田から2ランホームランとか、藤川から2点タイムリーとかの瞬間には「そらみろ!」「やったぜちくしょう!」とか、軽く雑言チックな言葉が口から漏れてしまいます。
 それはつまり、自分のごひいきチームの底力を信じていたことによってライバルチームの勝ちパターンを打ち砕くという最高の瞬間を迎えられたということです。もしかしたらダメかも、優勝できないかも、そんな不安が吹き飛ぶ瞬間の高揚感なのです。
 最後の最後まで優勝を信じます。みんながんばれ。
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 タイロン・ウッズvs藤川球児、たった1打席の中に凄いドラマがあるなぁ。ファウルの打球がキャッチャー矢野のマスクを弾き飛ばすとか、バックネットへの高速ファウルとか。
 最後のピッチャー返しセンター前タイムリーヒットも、藤川はただ単にグラブを差し出しているわけではなく、少し跳ねるように体を反応させて何とか捕球しようとしている。物凄い集中力だったに違いない。