TOWN OF THE DEAD

 ゲームの映像素材を使い、オリジナルのストーリーを組み立てて短編映画を作り出す。そんな才能を持っている人たちがいます。こういった創作活動はまさに自主制作映画だなぁと思うのです。
 たまたま見つけたのがJame'sさんのTOWN OF THE DEADという作品。これはGTA:San Andreasの映像を用いて作られた映画です。第一話〜第五話まで公開されており、六話以降はしばらく公開されないような雰囲気です。
Town of the Dead Episode 1
 意図する映像を“撮影”するのは決して容易なことではなく、まして数十数百に及ぶカットを撮り終えるのはかなりの根気が必要。さらにはオリジナル脚本も書かなきゃいけない。感心してしまいました。
 タイトルの通りロメロのゾンビものに似た世界観です。導入がDAWN OF THE DEAD「ゾンビ」と似ていたのでストーリーもコピーなのかな?と思ったのですがきっちりオリジナルでした。
 若さが見え隠れする部分もありますが、それでも凄いっす。こういう技術を持っていたら専門学校での映像課題なんかも積極的にこなせたかもしれないなーとさえ思いました。新しい映像文化かもしれない。
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 他にGTA映像による作品としてChineseさんが作ったターミネーター2のカバー映画も発見。T-1000の動き等でゲーム内映像以上の素材を使っている部分もありますが、それにしてもコピー作品としてのクオリティが高すぎてビックリしました。是非ご覧あれ。
Terminator GTA 魔鬼終結者GTA版PART1