麺屋 零式

 割と近場にあるニューカマーな麺処「麺屋 零式(めんや・ぜろしき)」に行ってきました。-rdb-
 メジャーな評論家や、マイナーなラーメンブロガーまで広く知れ渡っているお店のようですがチルさんは今日まで気付きませんでした。基本的に麺量400gだったり、細麺/太麺/極太麺など自家製麺のバリエーションも豊富、ベースとなるスープは“四骨スープ”を謳っており、仕上げのタレも多種多様。なんともラヲタ心をくすぐる店です。
 今回チルさんが食べたくなった「伝家零式つけそば」は一日限定35食。webにちらほら見られる写真を見るに、専用の極太麺とその上に盛られた具材の多さ多彩さがなんとも豪快で二郎チック。らーめん辰屋の「辰つけめん」を思い起こしました。
 東武東上線「下板橋」で降り、軽く迷いながら徒歩約10分。店頭の赤ちょうちんを発見。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/ra-men2/071127zerosikiC.jpg
 webで予習した限りでは夜の部は17:30からオープンのはずが、店に着いてみると18:00かららしい。当然一番乗りです。壁に貼られたアピールポイントを読みつつ、しばらく待ちました。
 入店。零式つけそばの有無を確認すると、昼で売り切れとの事。やっぱりかぁ。弐式つけめん(¥980)を注文。通常メニューで4種類あるつけめんつけ汁(特製味噌/海老味噌/塩シソ/海老塩)の中から2種類を選んで二つの味を楽しめる、というメニュー。
 チルさんは特製味噌と海老塩をチョイス。中細麺と極太麺のどちらかを選べるらしいので極太麺にしました。この麺は零式つけそばの麺とは違うみたいです。茹で時間は10分。出来上がり。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/ra-men2/071127zerosikiA.jpg http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/ra-men2/071127zerosikiB.jpg
 麺のルックスは辰屋の麺にそっくり。うどん級の太さ、ツヤ&テリ。つけ汁は写真左が特製味噌、写真右が海老塩。2種類ですが量はたっぷり。ケチってません。
 つけ汁を味見。特製味噌はしいて言えば甘みが印象的かな。ベーススープのインパクトはほとんど感じず。海老塩の方は流石に分かりやすい。塩ダレのストレートさ、そのまま投入された桜海老の味わい、アクセントに少量のシソ。個性的です。
 具材は…小さめのつくね、べんてん的な短冊チャーシュー、小さい若たけのこ、うずら、かな。つけ汁に沈んでいてそれぞれそれなりに美味。
 麺をいただく。写真にもあるように麺には自信がおありのご様子。まぁ、普通に美味しい。驚くほどではありませんが、極太麺としてしっかり成立しています。
 つけ汁に浸す。まぁ、普通に美味しい。あまり覚えてない。味噌つけ汁も塩つけ汁もそれほどキワモノじゃないので斬新さは感じないけど、スルスルズルズルいただけました。記憶には残りづらいかもしれない。
 量は額面通り。それなりの満足感を得られました。
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 二郎チックな伝家零式つけそばは次回の宿題として、うちから電車一本の範囲にこういった麺処が出来たのは嬉しいです。ラーメンメニューでスープの個性を堪能したいという思いもあります。ごちそうさまでした。
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 p.s.
 店外の貼り紙によれば、ここの店長さんは「12月6日頃まで関東〜北陸で流れ板してるため不在」だそうですw そのため現在はスタッフさんが一人で運営中だとか。