須藤茉麻ソロイベント

 赤羽橋「パシフィックヘブン」にて行われたFC限定メンバーソロイベントへ行ってきました。主役は須藤茉麻 from Berryz工房
 チルさんは1回目公演に参加。整理番号順に入場して自由に着席。良い番号をもらっていたので2列目に座ることができました。最前列から須藤さんまでの距離はせいぜい3メートル。
 須藤さんへの質問を書くアンケート用紙を提出し、ファンレターをスタッフさんに渡した後はひたすら待ちます。
 まずはまこと氏登場。司会進行役です。注意事項をサラッと言った後で須藤茉麻さん登場。
 髪は分け目が茉麻から見て左寄り。ウェーブなどは全く無い完全黒髪ストレート。長さは鎖骨あたりまで。衣装は、上がバスケユニ風ノースリーブ赤色、下がすそを上げた青ジーンズ。靴は赤いハイヒール。ノースリーブの下に2枚インナー。胸に金色のナンバー。さらに金色の派手目なネックレス、右手には四角い白黒ストライプ柄のブレスレットを着用。
 第一印象は色っぽい。スラッとしたスタイルの良さに幼さと大人っぽさが同居。結局のところとっても美人さんです。
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 まずはしょっぱな一曲目。チュッ夏パーティ(三人祭)。須藤さんがハロプロキッズオーディションの最終選考で歌った曲。他のメンバーのお母さんまでもが見守る中で歌ったので緊張しまくって棒立ち棒読み状態だったと語る須藤さん。
 今日の歌いっぷりも結構緊張している様子で、なかなか原曲の楽しさを表現するところまでは至りませんでしたが、その緊張感が逆にアリ。もっと人数が多いイベントなら チュッ の仕草ももっと豪快にやってくれた気がします。
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 曲が終わって、成長したかな? のコーナー。6年前の自分が受けた質問への回答と、今現在の回答を比較。
Q.好きな言葉は?
 大事にしたいという意味で「時間」という言葉を常にフェイバリットとして挙げている須藤さん。Berryz工房としてデビューした頃は小学校卒業を控えていたこともあり、時間を大切にする意識が高かったそうです。今もその意識は持ち続けていると。
 しかし6年前の回答は LVE 。Oの字はハートで書かれています。これを見た須藤さんは激しく動揺し「これウソですよ〜小学生がこんな事言うわけないじゃないですか〜」と否定。まこと氏「ハートマークまで忠実に再現させてもらいました」「よく意味を分かってなかったのかもね」
Q.好きな本は?
茉麻「今年は本を10冊読もうと思ってるんですけど、まだ1冊しか読んでないんです…」
まこと「ちなみに何を読んだの」
茉麻ホームレス中学生です。東京タワーも読もうと思ったんですけど、漢字が難しくて読めないんです」
まこと「100万部クラスの本しか読まないみたいですね」
茉麻「そんな事ないです!」
 6年前の回答は「らんま1/2 キャンディキャンディ」。最近読んだ作品名も挙げるものの(「紳士同盟」)チルさん的に馴染みなし。
Q.休みの日は何をしてる?
茉麻「散歩してますよ。エラいですよねっ」
まこと「一人で?」
茉麻「一人です。かわいそく(「寂しく可哀想な様子で」の茉麻的表現)」
茉麻「この前公園に行ったらカラスが沢山いて、その時の服が黒の上下だったからかカラスがすっごい寄ってきたんですよ! 怖かったからダッシュで帰りました」
Q.将来の夢は?
茉麻「今は歌をやってますけど、女優さんとか…ドラマとかも見て勉強してます」
まこと「どんな女優さんになりたい?」
茉麻「気持ちを込めて演じるって難しいじゃないですか? セリフ棒読みとかじゃなくて… ゲキハロとかでも演技やらせてもらって難しかったです」「でも今は歌手なので」
 6年前の回答は「松浦亜弥さんみたいなスーパーアイドル」
茉麻「歌も上手くて、トークもできて、可愛いし…」
まこと「松浦みたいになるのは諦めちゃった?」
茉麻「そんなことないです。今でも…ハイ」
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 2曲目。「草原の人(松浦亜弥)」。しっとりと歌う楽曲が茉麻の雰囲気にとても合っていました。高音部分を歌う際には目を閉じながら。きれい。
 曲が終わって
まこと「大人になるのは難しいねぇ」
茉麻「そうですねーまだまだ子供なんで…」
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 ファンからの質問コーナー。
Q.犬(ミニチュアダックスフンド)を飼っている茉麻。最も癒される犬の仕草は?
 帰宅するとすぐに寄ってきてとにかく可愛らしい。「ここにいて良かった〜この子(犬)が他の家に行ってしまわないで良かった〜」と思うそうです。
茉麻「今もすぐそこ(頭の左上の空間を指差して)に顔が浮かんでますよ。「早く帰ってこい」と言われてるみたいで」。
 しかし母親と一緒に帰宅した際は、愛犬が母親の方にまっしぐらで茉麻を完全に無視するそうです。そんな時はちょっとムカつくとか。
Q.キノコを推している茉麻ですが、オススメのキノコは?
茉麻「しいたけ。美味しいところがいいですよね。あと、しいたけってこういう形じゃないですか(ホワイトボードのスーパーマリオ風キノコ)? カサにこの部分(芯)が入っちゃっててカワイイです」
まこと「2番目に好きなのは?」
茉麻「マロニーちゃん♪ じゃなくて…お鍋に入れるマロニーに似た…」
ファン「えのき?」
茉麻「そうですえのきです」
まこと「似てるかなぁ」
 ホワイトボードに触れる際、須藤さんの書いたまことイラストがキノコ的だった点をまこと氏自身がイジってました。
Q.今までで一番覚えるのが大変だったダンスは?
 ジンギスカンは「ヘーイブラザーホーブラザー」のところのフリを連発するせいで左の太ももが筋肉痛になったそうです。
 デビュー曲「あなたなしでは生きてゆけない」は「ダンスを『体に入れよう』とするばっかりでどう表現するかなんて考える余裕が無かった」とか。
 藤本美貴の「ブギートレイン'03」のPVでバックダンサーをやったけど、あのPVはいまだに恥ずかしくて見れないそうです。頭を左右に振るところで全力でやっていたら後ろに位置していた千奈美の顔が隠れてしまったというエピソードも。
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 イベントの〆に3曲目。男友達(モーニング娘。)。「すっごい歌詞が良い」と茉麻評。一度歌ってみたかった曲だそうです。切ないマンガのような世界観をしっかりと歌い上げていました。その姿をしっかりと目に焼き付ける。
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 最後に茉麻からファンへのメッセージ。
「お言葉も知らなかったり、色々と分からないことも多い子供ですけど、絶対に大切にしたいことがあるんです。それは感謝の気持ち。ファンレターを読んで涙が出そうなくらい嬉しかったりして、皆さんの応援に応えられるよう成長していかなきゃ!頑張らなきゃ!と思います。これからも須藤茉麻をよろしくお願いします!」
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 最後に握手して退場。チルさんはかなりキョドりました。まともにメッセージ伝えられず。でも、手のフニフニした感触だけは妙に残っています。ファンレター届けられたし、まぁいっか。
 ありがとう須藤茉麻さん。これからもよろしくお願いします。
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 初めてファンレターを書いて渡した直後にファンレターに励まされているという茉麻の気持ちが聞けてとても嬉しかったです。
 アイドルという遠く儚い存在に、どうにかして思いを届けたいと思っているのがヲタというものなのです。ファンレターとは言わないまでも、ライブの現場なり、イベントの会場なりで、どうにかして気持ちを汲み取ってもらえないかと苦心しているヲタとしては、茉麻の最後のメッセージがとてもとても嬉しかったです。
 届いている。それだけで、構わない。Berryz熱はまだ止みそうにない。