ファンの集い

 「Berryz工房ファンの集い2008」へ行ってきました。一回目公演。9列目の左ブロック。かなりの良席をいただきました。
 公演は基本的にBerryz仮面コント一色でした。舞台袖ではなく、会場後方およびサイドの扉からBerryzメンバーが登場。1組目に熊井夏焼嗣永、2組目に菅谷徳永清水、最後に須藤、という順番で登場。
 早々にハケてしまった6人の後で舞台に上がったベリーズレッドこと須藤茉麻。そこにベリーズグリーン熊井友理奈が登場し、ちょっとしたくまぁずtimeに突入。ボケまくりな熊井ちゃんにツッコみまくりな茉麻。なかなかのコンビネーションでした。
 以下隠します。
 リーダーである須藤茉麻さんは当然しっかりとしたまとめ役というポジションでしたが、ベリーズブルーこと菅谷梨沙子が何故かボクっ娘キャラを貫いていました。風貌はどう見ても可憐な美少女なのに、クールなセリフで他のメンバーを魅了するポジションで、そのギャップが面白かったです。
 「戦隊もの」なのにへなちょこ、な7人は視聴率回復のために早速特訓を開始。脈絡も無くゲームをし、罰ゲームをする、というような過去のイベントとは違っていた点は評価したいと思います。
 まずは戦隊ものとしてイカしたポージングは欠かせないということで、各自オリジナルのポージングを披露。ベリーズホワイトこと嗣永桃子が片足立ちでプルプルグラグラしてるのを放置しながら他のメンバーを延々と褒め続けるというベタな展開や、ベリーズピンクこと徳永千奈美が、たまたま舞台上を飛び交っていたハエを捕まる体勢でポージングするなどのアドリブが見られました。チルさん的には「レッド〜(ハエを)やっつけてー!」って声援を送りたかったです。
 ポージングコーナーの最後は、ベリーズレッドのポーズに他の6人が怯えて逃走、レッドがしょんぼり落ち込んでしまったのをブルーがクールなセリフでフォロー、というオチでした。悲しげな表情のベリーズレッド、可愛かったです。
 その流れで「夢を一粒〜Berryz仮面Endingテーマ〜」のライブ。レッドがフィーチャーされまくりの曲なのでチルさんご満悦。
 次は「必殺技の名前もロクに言えないほど滑舌が悪いから」という名目で早口言葉特訓。難易度が高くて長文だったためみんなカミカミでそれなりに面白かったですが、メンバーの個性が見えにくく、ツッコミどころも難しい。もう少し工夫が必要だったかな。ベリーズイエローこと清水佐紀が(Berryz工房の)キャプテンの意地を見せ、かなり流暢に読みきっていたのは流石でした。
 長文早口言葉のラスト「公園の噴水の広場の前で告白した」からの流れで告白の噴水広場ライブ。悲しげな曲を悲しい表情で踊ってくれる須藤さんが素敵でした。曲のラストで恋が上向きになった瞬間にパッと嬉しそうな表情に変わるところもしっかりパフォーマンスできていました。一方で菅谷梨沙子さんは、客席に何かを発見したのか笑いをこらえきれない様子でした。
 続いて、新必殺技「七色ビーム」を出した瞬間に鏡で反射されてやられたのはおかしい、Berryz仮面の中にスパイがいる!というおもしろ展開に突入。チームワーク・信頼を確かめるため「レッド以外の6人が2チームに分かれて別々の童謡を交互に一小節ずつ歌う」というゲームをすることに。
 これもゲーム自体に面白みは感じられなかったですが、Bチーム徳永嗣永熊井のテンパり方が笑えました。熊井ちゃんとの身長差を殊更に強調する嗣永さん、ツッコみのポイントがちょいちょいズレてる徳永さん、己のミスを指摘されて「なんで味方なのに(ツッコむの)!」とテンパる熊井ちゃん。美味しいところは全部Bチームが持っていったかもしれません。
 「いつもマイクを持つ時に小指が立っているはずなのに童謡を歌っている時には小指が立っていなかった」という理由で裏切り者がベリーズホワイト嗣永桃子である事が発覚。見破られたホワイトとBerryz仮面6人が対決し、ホワイトを操っていた呪縛が解かれました。気絶していたホワイトが目を覚まし、その手にマイクが手渡されます。
 会場中が固唾を呑んで見守る中、ベリーズホワイトの小指が…立った!!!!! ばんざーい!
 そんなオチでしたw
 最後に「視聴率なんて関係ないさ!」などといったベリーズブルー菅谷梨沙子によるキメ台詞。第二のスパイとして何かを企むベリーズイエロー清水佐紀…などがあり、最後に「我ら!Berryz仮面」のライブ→メンバーそれぞれが挨拶、でファンの集い終了。なかなか楽しかったです。
 握手会では菅谷梨沙子さん須藤茉麻さん嗣永桃子さんの3人にメッセージを伝えました。時間的には余裕があったので7人全員に言葉を託すこともできたと思いますが、気持ちがテンパってしまってどうにもこうにも。
 Berryz工房の皆さん、1年間ありがとうございました。来年も細々とヲタを続けていきます。よろしくお願いします。