ガキ

 ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!ラテ欄を見てもピンとこなかったのですが理不尽ダウンタウンシリーズの新作でした。
 録画しとくべきだった・・・
 中堅コンビとダウンタウンが様々な勝負をしたあげく屁理屈を言って敗者罰ゲームを拒む企画。このシリーズはパロディ要素がゼロに近いので笑いがとても分かりづらい。紙相撲、人生ゲームときて(他にあったっけ)今回は身近な物を使ったミニゲーム
 ガキの使いで松本が理不尽になるパターンはガキDVDにもなった世界記録に挑戦シリーズがあるし、浜田が理不尽になるパターンはドS寝起きドッキリなどがありました。
 ダウンタウンが2人とも理不尽になるところが今回のシリーズの新しいところで、松本が浜田を過度に気遣ってベタベタな愛情フォローに走るところは見せ場の一つと言って良いでしょう。
 かろうじて冷静さを失っていないテイでしらじらしく(しかしリアルに)抗議の声を上げるところも凄い。
 コントでもなくパロディでもないドキュメンタリー風コメディというジャンルは、ガキの使いの軸と言っても良いくらいです。ダウンタウンが半分アドリブで屁理屈を築き上げる様は・・・面白い。
 今回はオチも最高でした。ダウンタウンが暴虐無人であり続けたあげく「松本が浜田を汚す」という裏切りによって綺麗にまとまっていました。あまりのキレの良さにダウンタウンも笑いをこらえきれていなかった。
 また、オチ直前の松本が両腕ガードで己の笑みを隠すシーンは、色々なドキュメンタリー風コメディの中で見せてきた「笑いの隠し方」の中で最も間抜けでした。
 というわけでどう考えても録画すべきだった。