笑わない数学者

 笑わない数学者 (講談社ノベルス)森博嗣笑わない数学者」を読了。面白いですねぇ。
 タイトルにもなっている数学者の存在感が際立っていて良いです。膨大なセリフに重厚さと軽妙なノド越しが同居。
 殺人のトリックと幻覚トリック、2本の問いが提示される。無関係のような両者が最後に結び付く。
 このレベルを立て続けに刊行できるのは凄いですね。ハマりそうです。ハマってます、か。