中華蕎麦瑞山

 去年はハイペースで通った瑞山@朝霞へ。今年に入って初訪問です。
 相変わらず空席ありまくり。平日とはいえちょっと寂しい。
 注文したのは特製つけそば(¥900)大盛り(¥100)。麺量は大盛りで450gとのこと。茹で上げ後の重さか生麺の重さかは不明。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/ezc/ramen/2011/0427zuizanA.JPG http://www006.upp.so-net.ne.jp/ezc/ramen/2011/0427zuizanB.JPG
 美味そうな麺! トッピング1つ1つも何気に美しい。
 早速麺をすする。はつがい(現「あさか 麺工房」)で食べた豚骨魚介なつけ汁を想像していたのですが、豚骨成分はあちらよりも随分控えめ。鼻の奥に届くような豚骨の香りはほとんど感じない。
 麺にからみつくとろみ感は高いのだけどゲンコツをガッツリ炊いたような粘度とは明らかに違います。白い結晶が浮いているので背脂かなとも思うのですが油っぽさはほとんど感じない。ゼラチン質みたいな固体がとろみの向上に役立っています。
 塩分は程良く、旨みもそれなりに感じさせるししっかりした味わいだとは思いますが、ベタな路線ではないので若干の戸惑いも覚える。
 麺は見ての通り高水準で好感触。とても美味しい。つけ汁の量が多いのでたっぷり漬けて食べていたら最終的にはほとんど残りませんでした。
 麺量はそこそこの量。満腹とは言いませんが十分だと思います。
 トッピング。丁寧な仕事っぷりがよくわかります。サシがきらめく巻きチャーシュー。適度な歯ごたえのメンマ。つけ汁の中にも具が入っています。ゴロッとした角煮ばりのチャーシュー。細長い形状の穂先メンマ。良いですねぇ。
 麺をすすった際の高揚感はありませんでしたが、店主の麺への真摯な向き合い方が見受けられて安堵感を得られます。
 しおそばのシンプルかつ直球な旨みに比べると食指が伸びにくいですが、しっかりした麺は十分な食べ応え。ごちそうさまでした。