和麺白狐

 今日成増にオープンした和麺白狐に早速行ってきましたが酷いラーメン食わされて逆に笑えました。
 検索対策にまず結論から書いてみました。
 店の外に設置された券売機でメニュー選び。白しょうゆラーメン¥680が基本のようです。道頓堀より高いですね。いい度胸ですね。店員さんに確認したところ麺量は160g。大盛りも同額で1.5玉=240gです。特盛りの食券は無かったですがそんなに食べる必要はありません。
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 トッピングで無駄にカロリー摂取するのも気が引けたので白しょうゆラーメン大盛りをオーダー。
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 魚介系を想像していましたが背脂が浮いています。動物系も使ってるのかな? などと思いながらスープをレンゲで。まず塩分が主張。2テンポほど塩分だけが目立つ。その後にベーススープの出汁感を期待するも、さっぱり見えてこない。鶏がら豚骨魚介の混合だとは思いますが、A x B x C = 0 という感じ。とても判断しづらい。舌に乗っかってくる旨みも皆無に等しく脳が困惑する。何度か飲んでみたけど何も見えてこない。
 諦めて麺をすする。印象は変わらない。麺は中太? 自家製麺でもなさそう。特筆すべき点はない。スープだけで味わって個性を感じられないのだから麺をすすってスープが見えてくるわけもない。
 具のチャーシューはまずまず。小松菜と白ねぎと海苔は箸休めになりそうですがスープが弱いので口をリセットしようという気にならない。メンマはごく少量。2本くらいしか確認できず。
 麺量は額面通りだと思います。すすった際の喜びがないので完食するのが億劫でした。信じられない味だったので半分くらい残そうかと思いましたが、なんとか完食。
 えー・・・まさかこのレベルの新店が道頓堀のそばに現れるとは思いませんでした。ここまでまずい(と言い切ります)ラーメンを食べたのは東京に上京して以来初めてです。何らかの勝機があって成増へ進出してきたかと思っていたのですが完全な誤解でした。
 重さを排除して優しい味わいを目指しているんだろうな、という部分だけは理解できましたがそこに戦略は無くただの無防備無抵抗な味です。ライスが¥10で2杯というのは家系みたいで太っ腹ですけどあのスープじゃご飯は進みません。インスタントの味噌汁ぶっかけた方がマシ。
 券売機を見るにデフォルトのつけ麺は無いみたいで、なぜか¥900のスペシャルつけ麺しかありません。何を考えてるんでしょうかw 具なしの素ラーメンってのも、スープと麺に絶対的な自信があって初めて成立するものであって、あんな味を堂々と誇られても困ります。
 残念極まりないラーメンでした。ごちそうさま?でした。
 そういえば卓上に調味料は一切置いてませんでした。コショウさえも。
 エンセン井上から花届いてましたよ。
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