中華めん処道頓堀

雨も降って寒さが厳しかったので帰りがけに道頓堀へ駆け込みました。空席あり。その後も「お客待ち」状態になったりしてまったりしていました。
券売機の前に立って視界に飛び込んできたのは「新メニュー」のPOP。なぬっ!? 温野菜(¥150)だそうです。ちょっぴり落胆しましたが、確かめざるを得ない。炭水化物を避けて野菜摂取。減量にもってこいだね!
特製中華そば(¥950) 中盛り(¥100) 温野菜(¥150)をオーダー。待ちも少なかったので割とすぐ出来上がり。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/ezc/ramen/2012/0305doutonbori.jpg
ぬっ、丼一面に広がるゴージャスな具材の数々! そういえば大盛り未満の丼を拝見したのも久しぶり。移転前の道頓堀に初めて行った頃の記憶が蘇って嬉しくなる。
さて中華そば。麺とスープのからみが悪いって表現をよく使うチルさんですが、正直なところ道頓堀中華そばもそれに似たような感覚があります。スープは間違いなく美味しいが、麺がその魅力を存分に伝えてくれるかというとそうでもない。麺をすすった瞬間の喜びはそんなに大きくない。
ただ、麺単体は魅力的。噛み締めると素材の味わいが口に広がる。美味しい。噛む事で融合し、完成する味なのだろう。ほとんど噛まずにのどごしを楽しんでしまうチルさんが間違いなのです。
2種のチャーシューは肉の旨みと脂の旨みをそれぞれ堪能できるし、鳴門産わかめもあなどれません。黄金黄身の味玉も美味。
スープは相変わらず最上級。鶏に魚介に野菜に。。。麺完食後のレンゲが止まらない。
さてさて温野菜。もやしキャベツ(白菜?)きくらげ。つまんでみると野菜炒めのような味付けがなされている。塩分と、油と、かすかな旨み。もやしのシャキシャキ感が残っていて想像以上に旨い。多分炒めてはいない。器の底に溜まった水分を見ると、茹でた後に少量のスープで和えたのかな?と予想。どうやって作っているのか伺いたかったけど勇気が出なかった。
ラーメンのトッピングとしてはややコスト高いけど酒のつまみと位置づければお得かな? もちろん麺類に直で載せても良し。塩らーめんに載せれば立派なタンメンの出来上がり。今後も頼みたい一品です。
ごちそうさまでした!