グッド・バッド・ウィアード

韓国映画『グッド・バッド・ウィアード』を見ました。レンタルDVD。
戦後の満州を舞台に、韓国人とか中国人とか日本人がお宝争奪戦。テイストはウエスタンです。ソン・ガンホが二丁拳銃で撃ちまくったり、イ・ビョンホンは刃物が大好きだったりします。
タイトルも内容もウエスタンの名作へのオマージュが詰め込まれてるそうですが、詳しくは分かりません。
アクションアクションアクション!って感じの派手派手な展開だったので、見る方としては集中力が途切れまくりでした。大日本帝国の副総裁だかなんだかが持ってた謎の地図を発見。お宝の正体も分からないまま三つ巴四つ巴の争奪戦が続く。
地図が示していたのは財宝でもなんでもなく、原油が噴き出る油井でしたというオチ。ソン・ガンホが演じていた一匹狼のお調子者が、かつて冷酷さで鳴らしたワルで、"悪い奴"イ・ビョンホンの指を切り落とした張本人だったという裏オチもあったのですが、注意力散漫だったので「へー」という印象。
全体にカラッと仕上がってて韓国映画らしくないかもしれません。しかし派手なアクションをやりきる韓国映画界の体力にはちょっぴり脅威を覚えました。