From Dusk Till Dawn

[From Dusk〜]は、やっぱり俺にとって記念碑的な作品だなぁと先日気付いたのでマストバイだな、と。[Kill Bill]も初見のインパクト考えるとマストバイかつマストスタディ。両方サクッと観ましたが、やっぱ[From Dusk〜]素晴らしいなぁ。

フロム・ダスク・ティル・ドーン [DVD]

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なんだかんだ言ってもビデオレンタルで5回くらい観ている気がするほど親近感を覚える映画。それでいてトゲトゲしすぎ。どのカットもインパクトあってここ5年は見ていないはずなのに前頭葉が刺激される。

主人公が[Hyper PsychoなCriminal Brothers]でも、テクニック次第でグイグイ引っ張れるという事実。ここまで凄まじい映画撮られると、もはや主役はRobert Rodriguez & Quentin Tarantino としか思えない。Rodriguezの腕力はやっぱり凄くて、オープニングシーンのカメラワークとか、細かいレベルで工夫しまくっててビビりました。金のかけ方じゃなく、あくまでもセンスで魅せる。カッコよすぎ。

具体的に言わないとこういう褒め方ってキモチワルいだけなので書きますが、リキュールストアの店員が金庫を開けようとする時のズーム。ここだよここ。

正直自分が撮る時は(何年撮ってないんだよまったく)ズームインズームアウトを取り入れていく意識って薄いのだけど、フィルムでバシッとズーム操作を決めると超イカす。Versusなんかでも北村が熱弁ふるってたっけ。DV世代はズームにダサさを覚えがちなのですが、意識せざるを得なくなった。それくらい[感じた]ぜ。ホント、映像の撮影って色々できるんだよなぁ。

ストーリーについてはあまり書かないでおこう。いまさら褒める必要ないくらいグレイトだ。人生観とか滲み出させることに脅えないタラ吉が怖い。ピュアすぎるえいがびと。彼の身長190センチもあるって知ってましたか。ホントかな。