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アカギ-闇に舞い降りた天才-というアニメが日本テレビでスタートしました。福本伸行作品初のアニメ化…だと思います。初回を見たら思っていたより上質だったので思わず原作を読み返しました。なぜカイジは映像化されないのでしょうかね。
福本作品の映像化という意味でもアカギが最初のはずですが、今回のアニメ化がそれというわけでもなく、ずいぶん前にＶシネとしてリリースされているわけです。ナイトヘッドで名を馳せた飯田譲次がプロデュース！という文言が前面に押し出された作品でした。
福本御大が麻雀を脱したエポックメイキング的マンガである[カイジ]は、当然日本国民全員が読んでおくべき作品であると思っていたのですがそうでもないらしく、カイジの勢いで少年紙に殴りこみをかけた[涯]もあっさりめで終了、さらに一般寄りなモチーフを扱った最強伝説黒沢でようやく一般層にも御大の偉大さが浸透しはじめている、というのが現状のようです。
…なんて、そこまで盲目的な信者ではないので福本作品のアクの強さは敬遠されがちという事も理解しているつもりです。
アカギは麻雀マンガなのですが、どのような[闘牌]を見せるかという中にキャラクターのパーソナリティがしっかり描かれているんだ、という事を的確な言葉(セリフ、ト書き含む)で演出していく福本の技量によって麻雀を知らない人にとっても刺激的なマンガになっていると思います。
自分もアカギで麻雀に興味を持ったっぽいし、アニメ見てる時の２ｃｈ実況を見る限りでは麻雀の知識の有無を問わない面白みを発揮していたように感じた。カイジは世界観が鋭いのだけど、アカギはアカギそのものがシャープ。みなさん見たり読んだりしてちょ。
無駄に宣伝してるだけでアフィリエイトとか無関係な健康優良ぶろぐ。
