小岩店

 先週の金曜の関内店汁なしが不完全燃焼だったため、チルさんの中の二郎熱が鎮火してくれない。ラーメン二郎小岩店まで行ってきました。
 午前10時53分に小岩店の前に到着。シャッターが閉まっていて待ってる人はゼロ。時間的には2ロット目を覚悟していたんですが、初の一番乗りでした。チルさんの後ろにもう一人並んだところで開店。10時57分に着席です。
 オーダーは大豚(大盛+豚=¥750)。麺固め。トッピングはニンニクアブラ。初訪問となった前回、小豚で腹八分目だったので確実なボリュームアップを見込める大豚にしました。小豚→大だと量が減りかねない。二郎で満腹になれないのはとても寂しいのです。
 11時05分に大豚が出てきました。見た感じはギョギョッと圧倒されるわけでもなく、丼そのものの大きさもあまり変わらない感じ。ヤサイの盛りはデフォルトですがかなり多目だと思います。豚はいかにも美味しそうな色合い。スープにはやはり暴力的ともいえる量の背脂が浮いています。液状アブラもかなり多目。
 まずヤサイ。小岩のデフォルトスープを味わうつもりだったのですがアブラコールしたらスープのポジションも変化しちゃうかな。しちゃうんだろうな。結果的には神保町店にも似たこってり感でヤサイを美味しくいただけました。
 続いて豚。やはり小岩はポロポロ系しっかり味付け豚です。確かに美味しいのですが崩れっぷりはかなりのもので、麺を食べ終えた後スープに沈むカケラを探すハメに。
 麺。大盛りにしない限りは固めの必要性も感じないチルさんなので久々の麺固めだったのですが、歯ごたえはあまり感じられない。手元で計った麺の茹で時間は、前回のnot固め時と大差が無かったので「あれ、固めだよ、まだ上げなくて良いんですか」と思っていたのですが、固めコールは気持ち程度の差しか無いらしい。元々の質の高さなのか、麺がのびちゃうような事は無かったもののグミグミと麺を噛みしめたい気もありました。
 麺とからんだスープは…アブラコールのせいなのか、それほど醤油感も感じず、ある意味まとまりのある味わい。液状アブラでスープがぼやけたのかもしれない、という不安があったりします。
 ポロポロ豚を挟みつつ麺にがっつき、満腹中枢からのシグナルが聞こえないまま一定のペースで完食。あららら、という感じ。神田神保町店の小豚でも、もう少し「バトルな感じ」があったりするのですが。やはり小岩店は量が少なめです。
 今回行く前に予習して量の少なさを頭に置いた上での来訪だったのですが、改めて己の胃でその実情を確認しました。一般的なラーメン店よりは当然多いと思われますが、二郎的には目黒店に近い量ではないかと思います。豚のソフトな食感も目黒っぽいといえるかも。
 小岩の量に己のキャパを合わせられるなら、健康面を考えてもそっちの方がベターかもしれません。しかし神保町店マンセーなチルさんの脳が二郎=戦いであると訴えるのです。城東寄り、千葉以東に住んでいれば小岩が好きなんじゃあああというポジションに落ち着いたかもしれませんが、現状では神保町店に軍配を上げたいと思います。
 それはともかく、ごちそうさまでした。
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