Dragons 4-2 Giants

 個人的に、今シーズン最も気持ち良い勝利だった。
 1回表、絶対的エース川上憲伸が先制点を許す波乱の幕開け。制球に苦戦しながら1点に食い止めた。
 その裏、読売先発はジェレミー・パウエル。4月の進撃の原動力になったものの5月21日以来白星に恵まれていない。
 1番森野将彦が内野安打、2番井端弘和がバスターエンドランと理想的なチャンスメイク。3番福留孝介がレフト線へのツーベースヒット。あっさり同点に。
 つづくタイロン・ウッズはフォアボール。同時にワイルドピッチとなってキャッチャーが後逸、三塁ランナーホームイン。非情なる逆転。
 5番アレックス・オチョアもタイムリーツーベースで続き、先頭からの5連打で3得点するも、凡退→スクイズ失敗ゲッツーとチャンスをいまいち活かしきれず。
 3回裏、先頭の福留が会心の当たりでライトスタンドへ放り込み、貴重な追加点。4回表に李承菀がソロホームランを打った事で福留の一発が大きな意味を持った。
 中日は4回以降、チャンスに一本が出ずなかなか突き放せないが、5回以降の読売は川上の前にノーヒットと沈黙。
 9回表には金銭トレードで加入した奈良原浩(38歳!)が代走後にセカンドの守備に付いた。サードには(42歳!)川相昌弘。渋すぎる内野手をバックに、“DEATH 13”岩瀬仁紀が登板。
 サードゴロを見送ってファウルにした川相。ボテボテのゴロに華麗なライン取りから捕球、シャープかつ正確な一塁への送球でチャンスの芽を摘み取った奈良原…た、た、たまらん!
 こんなシーンに萌えたっていいじゃない。これこそ野球のカッコ良さじゃない。三者凡退で締めてガッチリ勝利!\(゚∀゚)/
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 落合が選んだピースがドラゴンズの一員としてフィットし、意図した通りに機能し、勝利に貢献してくれた。落合大好きっ子としてこれほど気持ちの良い勝ち方はありません。
 土日も読売を叩いてしっかり首位の座を保持していただきたいです。
 みんながんばれ
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