八王子野猿街道店2

 ラーメン二郎・八王子野猿街道店2へ3度目の訪問。昼食。12時過ぎに到着すると行列は16人ほど。11人ほどが店内椅子に着席して待つ事が可能です。
 1ロットに仕上げる数が多いので行列の消化が早い。それほど待たずに着席。それとほぼ同時にトッピングを訊かれました。カウンターに着席してすぐに食べられるのは嬉しいですね。
 注文は和風BB大(¥860)、トッピングは「ヤサイ少なめ、ニンニク」。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/jiro/jiro/070120yaenkaidou.jpg
 撮影前に軽く食べてしまいました。和風BBはノーマルのラーメンにかつお中心の粉末がパッパッパッパッパッパッパッパッパッパッくらいふりかけられるメニュー。ヤサイは写真よりもう少し多かったです。ニンニクが多いですね。
 スープを浴びせたヤサイをやっつけた後でスープをすすります。
 …なんじゃこりゃあ!!
 トロンとした舌触りが訴えるスープ濃度。和粉末の風味をものともしないドデカい存在感。神保町やひばりヶ丘とは確固たる“違い”が存在していると思います。差ではなく。
 時間とともに液状油とタレが分離してきたのですが、出来立ての段階ではしっかり“融和”していました。こういうのを乳化というのかな。
 濃度の次に見つかる要素は甘み。しいて言うと、甘み。塩分や醤油感はかなり控えめですが甘みを消すとか甘みがしつこく感じるほどではないです。カラメコールで塩分高くなったスープにも興味あります。
 麺。ひばりヶ丘店より少し太いのかな。麺の風味やコシはそれほど印象に残りませんでした。高濃度スープの乗っかり具合が衝撃的だったためです。麺をすする喜びはしっかり存在していたし、終盤戦に至るまで食勢が落ちませんでした。食勢て。
 和風BBの粉末は中盤以降も時折風味を光らせ、スープに面白みを生んでくれました。粉末自体にもほのかな甘みを感じました。かつお風味は変な雑味の無い上品なもので、半端なかつお粉とは一味違うように思いました。
 当然家二郎での導入も検討したのですが、スープの圧倒的な迫力ありきのアクセントなので半端なスープで真似ようとしても無意味だろうなと思います。
 豚。これまた凄い。デカいデカい。フワトロ感はほとんど皆無でしたが、豚増しする必要のないすさまじいボリューム。写真で伝わるかな。この豚が2枚ですよ。
 量。ひばりヶ丘のように丼の稜線を越えるような盛りではないものの、丼自体が小ラーメンより若干大きいのか見た目以上に多く、かなりキツかったです。
 メニューの豊富さ、スープの濃度とバランス、麺の量と質、豚の迫力。。。値段と立地はともかく、提供されるラーメンには文句の付けようがありません。
 丼全体に開き直り感さえ感じさせる気前の良さには脱帽。ごちそうさま!すごい!
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