道頓堀@自宅

 道頓堀@成増にて何ヶ月か前からお持ち帰りラーメンが売り出されています。久保田麺業という製麺所が開発・販売しているようです。
 ネットで垣間見たお持ち帰りラーメンに関する好評を真に受け、初めて購入してみました。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/cook/070316package.jpg
 こんな感じの箱に入っています。袋に入った生麺と、レトルトのスープ。以上のシンプルな中身でございます。
 せっかく作るなら道頓堀の特製中華そばを再現してみようじゃないか、ってことでトッピングを買い揃えてみました。
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 チャーシューは割と作りなれているものの、お手ごろなサイズの豚肉が無い。ロースカツ用にカットされた豚ロース肉で作ってみる事に。
 何の変哲も無い水を沸かし、10分間豚肉を炊きます。中火。火が通ってるのを確認して、冷蔵庫の中で寝かせてあった家二郎用カエシに漬けました。30分ほど経ったところで他の具の準備などを始めたので漬け込み時間はおよそ1時間だと思います。
 こういうタイプの味付け豚を食べる度に、料理ってのはシンプルなのが一番だなぁと思います。豚肉の魅力がダイレクトに味わえて、至福でございます。
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 続いてメンマ。要するにシナチクの水煮を買ってきました。ごま油で炒めた後、醤油、酒、グルタミン酸ナトリウム、みりんで味付け。
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 後は特に準備する必要もない具材。生まれて初めて購入したなると。これが美味いんだ。わかめは乾燥の安いやつ。コーンも小さいパックのやつ。のりは味付けのりw
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 で、調理。当然ながら、一食で二人前です。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/cook/070316soup.jpg
 スープはこんな感じ。希釈していない状態のスープを少し舐めてみた瞬間の印象は、「青葉」。生涯で一度しか食べた事がない店の味を連想するというのも変な話ですが、青葉っぽかったです。
 麺。強火で1分、中火で3分茹でろと書かれています。なんだか本格派テイスト。しかしポカして茹ですぎてしまいました。見た感じは道頓堀にかなり近いです。わかめやコーンも湯通しして温めました。盛り付け。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/cook/070316moritsuke.jpg
 うーん、上出来。写真ちょっとブレたのが惜しい。スープが多すぎるように見えてしまうのはマイナスですが、色合いは素晴らしいでしょ!
 食べます。とりあえずは指定された量の湯でスープを割りましたが若干薄め。道頓堀のスープが5連コンボ級の深みを持っているとすればこのスープは2連コンボ。ちと寂しい。
 とはいえ、すすった瞬間の印象は道頓堀に近い。舌の中央に到達した瞬間も道頓堀チックなのかもしれない。しかし、そこから先、両サイドへの展開力と舌の奥で決定的な仕事ができるフィニッシュの部分に不満が残る。なんとなくサッカーっぽく語ってみました。
 グダグダと書き連ねてきましたが、単純に作るの失敗したんだと思いますw 麺茹で時間はもっとシビアに見極め、スープは微調整しながら薄めていこうと思います。
 誰に食べさせるわけでもなし、美味かった!って書けば丸く収まるんですけどね。妥協はしませんよ。