麺処井の庄

 昼食を井の庄(web)で。3週間ぶりの訪問です。
 スープは[ノーマル]と[辛辛魚]の2種類。麺のスタイルはラーメンとつけめんの2種類。チャーシューや味付け玉子を追加できたり、つけめんに限っては太麺に変更したりできます。
 ノーマル×つけめんを2度、辛辛魚×ラーメンを1度食べたので、今回は辛辛魚×つけめん。麺は特盛り。辛辛魚を注文してる人は少なかった気がします。カップル客も多いけどロンリーボーイorロンリーガイな客も多いです。
 辛辛魚つけめん(¥800)麺特盛(¥150)。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/ra-men/070408inoshoA.jpg
 麺を見てもそれほど多く見えないのは異常でしょうか。前回食べた太麺の特盛りの方がビジュアル的に多いように見えます。
 油断すると「おいしかったぁ」で済んでしまう。なんとか記憶をタグり寄せる。つけ汁は相変わらずドップリトップリした高粘度で麺にしっかりからみます。
 つけ汁を構成するのは、豚骨系のスープベース、辛みそ系ペースト、ラー油(最近バージョンアップして辛味が増したそうです)、魚粉、唐辛子粉かな。もう1、2種類加えられてるかもしれません。一般的なコチュジャンって意外に塩辛いので、汁の塩分を担うのは辛みそペーストかもしれません。
 ベースとなっているトロトロスープは背脂らしい粒子も多く見られてほんのりとした甘みが感じられる。しかしラー油と辛味ペーストの刺激はかなり強い。麺をどこまでつけ汁に浸すかで味わいをコントロール
 次第に唐辛子と魚粉が混ざっていき、味がさらにクッキリしてきます。バランスが取れていそうで、無視していそうで、やっぱりバランスが取れている。とにかく美味いっす。舌が壊れるほど辛いわけではなく、麺は最後まで違和感なく完食。
 スープ割りをお願いすると小瓶に入ったスープが出てきます。白濁していて塩分はほとんど感じられない。背脂の粒子がたっぷり。つけ汁に混ぜるとかなりマイルドになります。ラー油と唐辛子の辛味、魚粉の風味、豚骨の風味、背脂のとろみと甘み…カオスなはずのスープだけど、非常に完成度の高いまとまったスープに。結局飲み干しました。
 やっぱり辛辛魚シリーズは美味いっす。発想としてはそれほど斬新じゃないかもしれませんが、味の完成度はかなりのものです。是非ご賞味あれ。ごちそうさまでしたー。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/ra-men/070408inoshoB.jpg
 写真が2枚ともブレてる…