らあめん花月・嵐

 N増はパチ屋が乱立しまくりの地域であり、外食チェーンがひっきりなしに店舗をオープンさせています。
 ラーメン屋チェーンのらあめん花月 -web- もしっかり進出しています。「嵐」の一文字が追加されているのでバージョン違いっぽいですがよくわかりません。
 この花月チェーンで今月25日から登場したのがラーメン新太郎という新メニュー。二郎好き界隈でかつて噂になったラーメン太郎というパクリメニューの改良版です。
 近所で二郎インスパイアラーメンが食べられてしまうのはデカいかも、家二郎的見地からも勉強になる部分はあるかもしれないし! などと色々な理由をつけて食べに行くことを決意しました。
 ラーメン新太郎(¥680)。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/ra-men2/070730sintarouA.jpg http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/taberu/ra-men2/070730sintarouB.jpg
 見た目。全体に散らしている背脂がビジュアル的に古臭い。背脂に隠れたスープは白濁感皆無で醤油色がかなり強く、透明度もあります。
 スープ。醤油とグル(っぽい風味)の味ばかりが目立ってました。チャッチャ系とどう違うの? どの辺が二郎なの? という印象。あくまで新太郎ですから二郎との類似点が皆無であっても構わないわけですが。
 。食感は…まずまずですかね。いかにも小麦粉な歯ざわりが感じられました。色合いが妙に茶色寄り。スープの味もそれなりに乗っかってきましたが塩分と醤油感、後味としてのグルしか印象に残りません。
 。見ての通りどうでもいいレベル。家二郎やった人間に言わせれば、ここまで薄く切るって逆に大変ですよ。
 ニンニク。セルフでの生しぼり。3欠分を全て使い切ったのですが絞り機がダメですね。3欠とは思えない少量になってしまいました。
 。200gだそうです。日本男児なら2杯食べれる量ですな。大盛りは出来ないそうです。なんでやねん。
.
 しょせんチェーン店ですから、花月嵐・N増店で出される新太郎と別の店で出されるそれは異質かもしれません。美味しい新太郎、二郎っぽさが強い新太郎もあるかもしれない。二郎でさえ、各店舗で特色と格差が生じていますからね。
 それにしてもこの新太郎は、背脂の量とスープの色合いを見た瞬間に違うなぁと思いました。二郎というものを勘違いしているというより、さわりだけ真似てみたといったところです。二郎初心者が二郎を食べて書いた感想文を参考にして作ったラーメンってところですね。
 グロービートジャパン。その名前をよーく覚えておこうと思います。