manhunt

 manhuntというゲームのプレイ動画を一日中観ていました。続編が最近アメリカでリリースされたので1のプレイ動画を見てみたくなったのです。
 いや〜、なんとも凄いゲームだ。このゲームを褒めると頭がおかしいのではないかと思われるほどに凄いゲームだ。
 極度にシンプルなストーリーだけど完成された世界観で、個人的に嫌悪感は無い。簡単に説明。死刑囚である主人公が死刑を執行されたはずなのになぜか生きている、生き残るための条件として何者かの命令を受けて殺人を繰り返すことになる。黒幕はその様子を撮影してスナッフ・フィルムを作っていく。というゲーム。あー怖い怖い。
 銃器による殺人はどちらかというと少なめで、原始的なモノを使って背後から忍び寄ってアレする事が多い。サバゲー狂や悪魔崇拝君や笑い男軍団といったブッ飛んだ連中を密かに、時にド派手にKOしていく。
 構図的にはメタルギアなんちゃらと変わらないのかもしれないが、あんなにスタイリッシュじゃないしヒロイックでもない。主人公はまともな装備を所有していない。
 最初に入手できる武器はビニール袋だ。敵の背後から近づいて頭からビニール袋をかぶせ、呼吸を止めてボッコボコに殴る。あー怖い怖い。他の武器はガラス片やワイヤーやバールやバットやマチェットだ。あー怖い怖い。
 アレするシーンになるとカメラマンがすぐ近くで撮影しているかのような“映像”に変わる。カメラの目の前で主人公は大活躍する。ワイヤーで頭部がコロリン♪ という画を何度も見ているとカメラに飛び散る鮮血が気にならなくなってくる。あー怖い怖い。
 煮詰まりまくった世界観なので、ちょっとした意外性が急展開に思える。なんだかんだで主人公は黒幕を退治して自由の身となります。真っ黒なゲームですが、一通り体験してみるとなんとも爽快感のあるエンディングでした。
 続編MANHUNT2は世界観がもっとイッちゃってる感じです。バイオハザードSIRENのようなゲームについても、チルさんはシナリオばかりが気になってしまう性質でして、そのクセかなりのヘタレゲーマーなものですからプレイ動画だけで満足しちゃうんですね。Rockstarに申し訳ないですね。
 兎にも角にも、ゲームってのはドンドン広がってますな。
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manhunt 1st mission“Born Again”
Rockstar Games“munhunt 2”