起動せず

 グラフィックボードにホコリが貯まると「電力が足りていません。補助電源が接続されているか確認してください」というような警告が表示される我がPC(自作)。接続してるのに「もっともっと」とせがんでくる。要するに電力供給が弱い。
 この状態だとサドン・アタックをプレイしてもカクカクの動きになり、殺し合いにならない。素直にホコリを掃除することにしました。
 グラボの掃除ついでにCPU周辺も掃除。こちらもホコリが多め。CPUファンをマザーボードに固定している枠のようなもの(以下ギブス)がなかなか外れない。強引に取り外したところ一部が折れてしまった。
 掃除を終えてグラボとCPUファンを取り付け、起動してみると…数秒で強制終了してしまった。CPUファンに電源を接続していない時の症例だったので確認してみるも、接続は問題なし。CPUファン固定ギブスの破損に原因があるようだ。
 こういう時は「PC壊れたwww」といったノリでブログが更新できるなぁ等と考えてしまうチルさんでしたが、なんとか頑張ってカバーできないか頭をひねってみた。
 PCケースの向きを変え、重力でファンを固定しているフリをしてみたものの強制終了は免れない。次に指でCPUファンを押さえつけてみたところ、通常通り起動してくれた。
 ギブスがCPUファンをしっかり押さえつけ、CPUと、ファンの間にある格子状の金属塊(なんていうのこれw)をしっかりと接着密着させない限りPCは機能しないようである。どういう理屈・どういう仕組みなのかは分からないが、とにかく解決策を発見。
 CPUファンの上から力を加えるためにどうすべきか。上に物を置いて重みで固定するか。原始的ながらそうするしかなさそうである。しかしコンパクトでなおかつ重みのある物が見つからない。
 PCケースの内枠が目に入った。CPUファンの真上(平行)の位置にその内枠がある。ファンと内枠の間に棒状のものを挟んでつっかえ棒的な働きをさせれば機能するのではないか? 早速試してみる。
 ケース内枠とCPUファンギブスの間の距離を測り、部屋に転がっていたヒノキ素材の棒(用途は恥ずかしくて言えない)を適当な長さにカットし、つっかえ棒にする。写真を撮ってみた。
http://chillvil.hp.infoseek.co.jp/081113CPUfan.jpg
 つっかえ棒がファンの回転を止める位置になってちょい焦ったりしたものの、PCはいつも通り起動するように。この原始的な方法でCPUファン固定ギブス破損危機を乗り切ることができました。PCケースに内枠が無かったらアウトだったなぁ。そこはラッキー。