memories of murder

 邦題「殺人の追憶」をDVDで観て、泣いてしまった。たまに観るとこの映画の完成度の高さに圧倒されてしまう。
 日本語版トレイラー

 取るに足らないと思われていた証言の信憑性が後半になって突如復活する展開がゾクゾクしますね。そこから酒場の喧嘩シーンにつながって、その喧嘩シーンも妙にリアルだし、そこから生まれる後の展開も…はぁぁぁぁぁ(タメイキ)
 ラストカットのメッセージ性は凄すぎる。全ての観客が「容疑者」になる。
 実在することが信じられないほどの作品。奇跡のような映画。この映画の凄みを堪能した後で「ほえる犬は噛まない」という前作の事を思い出し、またも震撼させられる。なんて奴だポン・ジュノおおおおおおお
 ところで、ちょっと韓国映画についてweb漁りしてみたらパク・チャヌクの新作「コウモリ」は吸血鬼ものなんですね。うわーんなんだよちくしょー
 実はチルさんも、吸血鬼ものはいつか作りたいと思ってます。ゾンビ映画よりも吸血鬼映画の方が作りたいっす。ちょっと気合い入れて企画の方向性探ってみようかなぁ。