モッコリ豚

 ジャンクガレッジ傘下の新店が東武東上線志木駅近辺にオープン。ラーメン二郎食日記さんにレポートがあったのを拝見し、東上線ヘビーユーザのチルさんも早速行ってみました。
 店の名前は「モッコリ豚」です。正直ひどいです。朝霞台から徒歩で行ってみました。15〜20分くらいでしょうか。
 開店10分前あたりに到着すると、カメラマンがなにやら撮影してます。雑誌の取材でしょうか。店の前に4人ほどの取材陣。店主さんを店の前に呼びつけてポーズ取らせたり。
 丼の高さの2倍もある野菜を盛り付けている様子が見えました。くだらない演出ですね。取材陣はその「麺増し豚増しヤサイマシマシ」の一杯を撮影するのに10分くらいかけた後で一応食べ始めていました。ラーメンに対する冒涜以外の何者でもないです。(そういう取材陣と店への評価は関係ないですが。)
 着席できたのは開店時間の10分後くらいでしょうか。開店が遅れた事に対するお詫びとして豚1枚or味玉をサービスしてくれるとの事なので豚を選択。
 注文したのはラーメン大(¥800)豚増し(¥150)。トッピングは「ニンニクだけ」。
http://ezc.hp.infoseek.co.jp/ramen/2009/0722mokkoributaA.jpg
 白濁スープに、ジャンガレで見たのによく似たしっとり豚。
 まずは豚を食べます。ジャンクガレッジでの記憶が蘇る。豚を仕上げるレシピは完成度が高いんだと思います。柔らかいです。
 スープ。これまたどこかで食べた事がありそうな味。意外性は無い。白濁感に見合った重みはあります。塩分は丁度良いです。なるほど、家二郎に若干似てるぞ。
 麺。ジャンクガレッジや愛知県のあっ晴れで食べたのとほぼ同じ、開化楼プロデュースの麺。しかし開化楼が二郎系の店に卸す二郎的な麺ってこんなんばっかりなんでしょうか。こんな麺は直系二郎で食べた事がありません。太さも違うし加水率もたぶん違う。どうも馴染めません。
 食べ進めるにつれスープの印象は薄れていきます。本当に上質な二郎は最後まで飽きないのを思うと、ここの味は小さくまとまっていると言わざるを得ません。店主さんはこの味にどれだけのこだわりを持ってらっしゃるんでしょうか。疑問です。
 量は麺だけで400gくらいでしょうか。豚と野菜を含めれば十分に満腹でした。ごちそうさまでした。
http://ezc.hp.infoseek.co.jp/ramen/2009/0722mokkoributaB.jpg
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p.s.
 モッコリ豚の麺は↑の頃から変更されたもようです。きしめんに近い幅広の形状になったみたいですね。それによって美味しくなるかどうかは不明ですが。