トリソバNeo-Classic

 過去に2度訪問した板橋区南町の豪腕味噌マグナムハウス。残念な事に店舗の移転が決定したそうですが移転先が決まらないので別スタイルのメニューを軸とした新店舗としてリニューアルオープン。
 その名も「トリソバNeo-Classic」です。トリソバ、豚魚つけめん、昔ならではの醤油らーめん等があります。数量限定メニューのチャーシュータンメンがなんだか魅力的だったので行ってみました。
 なにが魅力って盛りなんですけどね。(左画像ブレブレ)
http://ezc.hp.infoseek.co.jp/ramen/2010/0919neoclassicA.jpg http://ezc.hp.infoseek.co.jp/ramen/2010/0919neoclassicB.jpg
 チャーシュータンメン(¥800)+大盛り(¥100)+野菜増し
 店内にいる客を見るとタンメンが人気。普通盛りでもなかなかのマウンテン感ですが丼の脇にスペースがありました。大盛り野菜増しを頼む馬鹿はチルさんくらいでしたがご覧の通り爆盛り。丼自体も小さくありません。
 炒めた野菜にスープを合わせてそこに茹でた麺を入れて炒め合わせてから盛ってました。なかなか手が込んでいます。
 まずは野菜を退治するしかないという二郎的状況。結構困ります。スープは強い味わいじゃないので野菜が引き立つというほどでもない。美味い!とは感じられない。
 掘削作業の果てにようやく麺を引き出せるように。麺は中細っていうんでしょうか。丸い断面で、すすりやすいです。いきなりスープの個性がドーンと伝わるようなバランスではないみたい。うっすら豚の風味、ほんのり野菜の旨み。
 チャーシューは柔らかく味つけも上品。美味。4枚もあって太っ腹。
 全体の印象としてはイメージ通りのタンメン。麺大盛野菜増しにした事で本来のバランスとはかなり異なるのかもしれません。ボリュームは半端なし。麺200gと表示されていましたがこの店のタンメンに関してはもっと多いと思います。
 麺を食べ終えてスープに沈んだ野菜を食べているとチャンポンを食べているような気分になりました。ちゃんぽん風味を感じるということは単なるタンメンとは違うという事なのでしょうが大量の麺と野菜をかっ食らうためにはあっさり優しい味わいをラー油で変化させるべきだったかもしれません。
 見た目同様、全体の味にも単純なインパクトを求めてしまったので色々と誤算でした。ごちそうさまでした。
 チャーシュータンメンは数量限定ですが、12時半あたりに昼の分が売り切れになっていました。正確な数は把握できませんが20食というのは近い数字なんじゃないでしょうか。