Swordout act.4

 ソード・ワールド2.0のニセリプレイ、Swordoutのact.4です。act.3はこちら
 Fallout:New Vegasの物語をSW2.0用にアレンジしています。実際はGMもプレイヤーもいない自作自演です。
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  • GM ここでDさんのPCが登場。まずは名前と技能を教えてください。
  • D はい。ブーン・クレイグ、人間の男、19歳です。通称ブーンでよろ。技能はフェアリーテイマー2/レンジャー1/セージ1です。
  • GM ブーンは地元から離れた町で親戚の結婚式に出席しました。両親が裕福なのでそういう場所にたびたび駆り出されるわけです。
  • ブーン 19歳なのに大変だ。
  • GM 両親は都合により不参加。行きも帰りも護衛付きで安全な旅です。なにせ家庭が裕福なんで。しかし渡された路銀を大幅に浪費してしまい、帰りの護衛を雇う余裕が無くなりました。勝手なロールプレイさせちゃってすみませんが。
  • ブーン 金持ちの子供なんて大抵そんなもんです。
  • GM 文無しになったわけじゃありませんが、複数人の護衛を雇うのはまず無理。かといって徒歩で帰ると2日はかかります。
  • ブーン それは避けたいなぁ。帰路は危険性高いのでしょうか?
  • GM 行きの際は護衛が4人もいたため危険らしい危険もありませんでしたが、1人での帰路はどうなるか分かりません。
  • ブーン 馬をレンタルするだけじゃ不安かな。初セッションで2回目の生死判定にするのもしのびない。
  • GM 私は全然構いませんけどねw
  • ブーン 冒険者の店があるなら貧しい駆け出しでもひっかけようかな。
  • GM 個人を雇うにしても冒険者の店が良いでしょう。店の場所はすぐわかります。
  • ブーン んじゃー行ってみよう。財布をギュッと握りしめながらドアを開けます。ドキドキ
  • GM 店はそれなりに繁盛していて待機中のパーティーや個人客がチラホラ。
  • ブーン 空いてるテーブル席に座ってからまずは店のシステムを察知しようとします。依頼するにも絶対に恥をかきたくないから。20分ほどお冷やで粘ったけど結局依頼人らしき人が来ないのでマスターっぽい人に話しかけてみます。
  • GM 主人はベタな中年紳士。ブーンのそわそわ感を見抜いてるけどあくまでもさりげない笑顔で「どうしましたお客さん?」
  • ブーン ブーンの地元って何て町ですか?
  • GM プリムですね。
  • ブーン 「あ、あのー…ここからプリムまでの道中を護衛していただきたいわけですが…」
  • GM 「ほう、護衛かい。片道でいいのかい?」
  • ブーン 「はい。できれば…その…お手軽予算でも気兼ねなく引き受けていただけると助かるんですが…」
  • GM やや変則的ですが主人はブーンの予算を聞いた事にします。すると「そんだけありゃ若くてイキのいい奴紹介してあげられるよ」との返答。
  • ブーン 良かった! 「是非よろしくお願いします〜」
  • GM そこで主人が声をかけるのが…EさんのPCです。名前と技能を教えてください。-E なるほどここで出番ですか。名前はベロニカ。ナイトメア、女、20歳。技能はファイター2/ライダー1です。
  • GM 「ベロニカ!おまえさんにぴったりの仕事があるぞ」
  • ベロニカ カウンターに駆け寄ってきて「え、また絵描きのモデルの仕事?」
  • GM 「そんな仕事は一度も頼んでないはずだがな。プリムまでこのお客さんを護衛だ」
  • ベロニカ ブーンをじっくり見てから「いいわよ。行きましょ」とあっさり。
  • ブーン 「え、あ、料金は…」
  • ベロニカ 「私馬持ってないんだよね。ギルドで借りようにも財布スカスカだし。経費で出してくれる?」
  • GM ブーンの路銀ならギルドでのホースレンタル代は払えます。
  • ブーン 「馬の代金はこちらで持ちます。あと、あなたに対する報酬についてなんですが…」
  • ベロニカ 「モデルのバイトと同じだけもらえればそれでいいよ」
  • ブーン 「モデルさんのギャラ相場を知らないのですが…いくらくらいでしょう?」
  • ベロニカ 「うーんと25ガメルくらい」。モデルなんてやったことないけどウソぶいてみる
  • ブーン 「えっ、本当にその額で引き受けてもらえるんでしょうか?」
  • ベロニカ 「二言はないよ。君こそ私でいいの?」
  • ブーン 「はい、よろしくお願いします。ブーン・クレイグと申します」
  • ベロニカ 「よろしく。ベロニカよ」
  • ブーン 「あ、ご主人への仲介手数料は…」
  • GM 「このワンパクを引き取ってくれるだけで大喜びさ。このくらいで金は取らないよ」
  • ブーン 「ありがとうございます。感謝します」
  • GM 私からも感謝です。二人はライダーギルドへ行って乗馬を借ります。はしょってごめんなさい。
  • ベロニカ 「すいませーんホース1頭貸してくださーい」
  • ブーン 「えっ、1頭ですか?」
  • ベロニカ 「2人でプリムまででしょ? 2頭も借りるのもったいないよ。乗馬なら得意だから私にしがみついときなよ」
  • ブーン ドギマギしながらも「えぇ、そうですね。それで構いません。お世話になります」
  • ベロニカ 「かしこまらないでよ。雇い主なんだから。早速出発っ! プリムには新しい出会いがあるに違いない!」w
  • GM 善処しますw ブーンの家はプリムの町で多角的な商社を営んでいて大きな影響力を持った人物です。あくまでも町レベルではありますが。
  • ベロニカ そういう話を言葉巧みに引き出しては取らぬ狸の皮算用、と。
  • ブーン やめてくれー
  • GM 途中でちょっとしたモンスターとも戦ったけど楽勝だったためカットとします。お互いの能力については確認できた、ということで。
  • ベロニカ 「ブーンってば意外とやるじゃん! ゴルゴルが泣きべそかいて逃げてったよ」w
  • ブーン 「会ってないw ゴルゴルみたいに強い人は見たけど」
  • ベロニカ 「誰がゴルゴルみたいな人だって?」
  • ブーン 「言ってない言ってない!」
  • GM と、なかなかに打ち解けつつある2人です。

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 以上act.4でした。展開遅くてごめんなさい。