麺処井の庄

 麺処井の庄へ行ってきました。今月からラーメンが中華そばにリニューアル。こりゃ早速食べるしかないな、と。
 先週土曜日にも行ったんですが、土日限定メニューに手を出してしまったので今日改めて訪問。
 ところがチルさん食いしん坊。胃は特盛りサイズを求めるのですがラーメンメニューは特盛り不可能なのが井の庄。最初は「濃菜麺井の庄とハシゴしちゃおうかな」と考えていたのですが、夕方に到着した段階で開店前一番乗りだったため羞恥心を捨てて2杯注文することに。
 注文したのは中華そば普通盛り(¥750)と辛辛魚つけめん中盛り(¥880)。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/ezc/ramen/2010/1214inoshoA.jpg
 まずは中華そばから登場。スープを一口すすった第一印象は、ゆず。ゆず皮も浮いていて、かなり目立つ。アクセントの域を超えている。
 粘度は低く、豚骨のクセもほとんど無い。カツオ出汁が前面に出ている。
 麺は丸に近い断面でちょい太麺。スープとの相性はまずまず。12回すすったら無くなりました。
 具はデカチャーシュー、なると、海苔、メンマ、万能ネギ。
 全体としては残念な仕様変更。個人的に、超粘度スープを初体験したのがここ井の庄だったので、そのスープを一番堪能できたラーメンが食べられなくなったのは惜しい。
 正直なところこの中華そばをリピートする気にはならない。ゆずのクセが想像以上にダメでした。年配客は安心できる味かもしれませんけど、このゆず風味に違和感覚えそうだなー。
 続いて辛辛魚つけめん。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/ezc/ramen/2010/1214inoshoB.jpg
 つけ汁に沈んだ具を麺の上に移動させてから写しました。
 久々に食べますが、パッと見はつけ汁少ないなーと感じました。一口目は「あれ、こんなもんだっけ」という印象。ストレートな旨みに乏しい気がしました。
 食べ進めるうち、この味との付き合い方を思い出したみたいに美味しく感じました。しかしちょっと納得がいかない感も。「こんなに旨かったっけ?」と驚く時もあったはずなんだけど、「このつけ汁のキャスト陣はもっと個性を発揮するはず」そんなところです。
 高いレベルを求めるがゆえのイチャモンですかね。ごちそうさまでした。