TETSU

 文京区千駄木のTETSUに行ってきました。初訪問。山手線西日暮里駅からとぼとぼ歩きます。到着してみると行列が10人強。最後尾に並びかけたものの食券を先に買う事に気付いてUターン。
 オーダーは、頻繁に通えるような店では無さそうなので思い切って特製つけあつ(¥1150)大盛り(¥50)。つけあつというのは冷やしたつけめんとあつもりのつけめんの両方が200gずつ食べられるメニュー。さらに大盛り券を購入する事で両方を50gずつ増やしてもらえます。(食券を見せた段階で店員さんから「250gずつでよろしいですか?」と聞いてもらえるので安心。気が利いてますね)
 特製はチャーシューメンマが通常の2倍。さらに味玉追加。
http://ezc.hp.infoseek.co.jp/ramen/2009/0417tetsuA.jpg http://ezc.hp.infoseek.co.jp/ramen/2009/0417tetsuB.jpg
 写真のピント合ってません。まず最初につけ汁とあつもりが登場。あつもりはかつお系の澄んだ出し汁に浸かって出てきます。
 つけ汁はがっつり茶濁の高粘度っぷり。分離した油などは見られません。
 麺。太過ぎないところが良いです。すする。納得できるつけ汁。塩分は強すぎず、甘みも強すぎず。醤油の存在感は薄い。豚とか魚とかを強く意識させないバランスの良さ。
 単にチルさんの舌が馬鹿なんですかね。
 あつもりの麺は正直ゆるかったです。しっかりした歯応えが欲しいわけじゃないですけど、舌からノドを通り抜ける瞬間の(ノド越しとはちょっと違う)感触が若干残念でした。
 具は結構な増量感でしたが、特製という表現はちょっと違うと思いました。あつもりの麺250gを食べ切った段階で結構キました。
 続いて冷えた麺。
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 エッジが立った見栄えのする麺。思わず麺だけで食べてみましたが、味らしい味はありません。弾力はしっかりしています。
 冷え麺に移行したあたりからつけ汁のカサがかなり少なくなりました。冷え麺のほとんどを「あまりつけ汁に浸さないよう気を遣う」食べ方にせざるを得なかったのがとても残念。汁かさが減ってもつけ汁の存在感と味わいが弱くならないところは素晴らしいです。
 激減したつけ汁に残った麺を投入。卓上のフライドガーリックをかけた段階でネタに走ってしまいました。ブラックペッパーをかけて混ぜ混ぜまぜそば
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 ネタ写真は撮れましたが、つけ汁をもっと堪能したかったなーというのが率直な感想。なんなら追加料金払っても良かったです。ちなみにカウンターには魔法瓶に入ったかつお出汁が置かれています。しかしせっかくのコワモテつけ汁をやさしいかつお出汁で割るのはもったいないと思ってしまいます。
 焼き石サービスをいただく事もなく、ごちそうさま。接客が素晴らしく、とても満足な気分でしたー。